肝臓の機能アップに効果的なサプリメント

ウコン
ウコンは、昔から胃や肝臓に良い効果があることが知られていて、漢方薬にも利用されてきた植物です。また、カレーの香辛料、布地の染料、そしてサプリメントなどにも、幅広く利用されています。

ウコンにはポリフェノールの一種である、”クルクミン”という成分が含まれていて、これに肝臓の機能を高める効果があります。

肝臓の調子が悪い方やC型肝炎の患者さんが、サプリメントでウコンを摂取すると、胆汁酸の分泌が盛んになり、肝臓の機能が高まり症状が改善されます。

また、アルコールの飲みすぎで、肝臓に負担がかかったときも、おすすめのサプリメントです。

もちろん、健康な方でもウコンを摂取していれば、肝臓の機能が良くなり、生活習慣病を予防する効果が期待できます。

スクワレン(深海鮫エキス)
スクワレンは、深海のサメの肝臓に含まれる成分です。深海は、酸素が少なく、高圧かつ低温で、生きていく上では非常に厳しい環境です。このような環境に順応するために、重要な役割りをしているのが、スクワレンなのです。

このスクワレンは、酸素を運ぶ能力が高く、特に肝臓の機能を保護したり、高める効果があるサプリメントです。

このため、慢性的な肝炎に悩む方が、サプリメントや薬でスクワレンを摂取すると、かなりの割合で症状が改善されます。

大豆レシチン
大豆に多く含まれる大豆レシチンは、人間の神経や細胞膜の材料となる成分で、もともと肝臓や脳に多く含まれています。

この大豆レシチンは、脂にも水にも溶ける性質があり、肝臓に貯まった脂肪や有害物質を、体外に排出する効果があるサプリメントです。

このため、C型肝炎、アルコールの摂りすぎ、ウイルスによる肝臓のトラブルなどは、大豆レシチンの摂取で症状が改善されます。また、日頃からサプリメントで摂取していれば、健康増進にもつながります。

αリポ酸
αリポ酸は、以前から肝臓障害の薬として使用されていて、法律の改正によって、サプリメントとしても使用できるようになりました。

もともと、肝臓や心臓、腎臓などに含まれている成分で、体内でも合成されています。

αリポ酸は、直接、肝臓に働きかけて、その機能を高める効果があり、体内の毒素や有害物質の排出をスムーズにします。




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下痢に効果的なサプリメント

乳酸菌

チーズやヨーグルト、ヌカ漬け、キムチなどに多く含まれており、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らして、下痢を解消する効果があります。乳酸菌というと、便秘を改善するサプリメントと思われていますが、下痢にも有効です。

乳酸菌は、”乳酸”や”酢酸”という物質を作り、食べ物を消化しやすいように、腸を弱酸性にします。

これによって、体に悪影響がある悪玉菌を減らしたり、腸にウイルスや細菌が侵入するのを防いでいます。

それで、腸の働きが整えられ、腸のぜんどう運動が活発になり、便秘だけでなく下痢も解消します。

なお乳酸菌というのは、数十種類ある善玉菌の総称で、ある特定の細菌を指しているわけではありません。

乳酸菌を代表するものには、ヤクルト菌、ビフィズス菌、ラブレ菌、ブルガリア菌、L-92乳酸菌などがあります。摂取はサプリメントよりも、乳製品全般からが一般的です。


オリゴ糖

このサプリメントは、糖という名称がついているように、糖の仲間です。一口にオリゴ糖といっても、いくつも種類があリ、下痢に効果的なのは約10種類ほどです。

下痢を解消するには、上記の乳酸菌でも解説しましたが、腸の善玉菌を増やして、腸内環境を整えることです。

オリゴ糖は、善玉菌の一つであるビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やすのに役立ちます。

食品やサプリメントから、糖分を摂取すると、小腸で吸収されます。しかし、オリゴ糖は小腸で吸収されることなく、ビフィズス菌が多く住む大腸まで、届く性質があります。

このため、カロリーの摂り過ぎを気にせず、摂取できるメリットもあります。


食物繊維

上記の乳酸菌やオリゴ糖と同じく、下痢と便秘の両方に、効果があるサプリメントです。

食物繊維は、腸をおだやかに刺激して、腸のぜんどう運動を助けたり、腸を清掃して、善玉菌を増やし腸内環境を整えます。

特に、下痢に効果が期待できるのは、水に溶けやすい性質がある”水溶性の食物繊維”で、海草類やコンニャク、果物などに多く含まれています。

オリゴ糖と同じく、消化、吸収されないサプリメントなので、カロリーの摂り過ぎを心配する必要がありません。




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美肌に効果的なサプリメント1

コラーゲン

サプリメントだけでなく、化粧品や美容液にも広く利用されているコラーゲンは、体の中では皮膚に一番多く含まれています。

コラーゲンは、体内で常に新しく作られ、古くなったコラーゲンと入れ替わっており、美肌のためには欠かせません。

コラーゲンを摂取することで、肌に十分な水分と栄養分が供給され、ハリのある美肌が可能になります。

体内のコラーゲンは、年令を重ねるとともに減少し、赤ちゃんの時を100とすると、20才で80、40才で50まで減ってしまいます。

加齢による減少が美肌の一番の大敵です。


コンドロイチン

コンドロイチンは、軟骨にも多く含まれ、関節痛の改善に利用されているサプリメントですが、美肌にも、効果的なことがわかっています。

このコンドロイチンには高い保水力があり、肌の細胞に栄養分や酸素を運び、老廃物を排出する働きがあります。また、体の組織をしっかり結びつける働きによって、ハリのある美肌を保ちます。

コンドロイチンが含まれる食べ物は少ないので、十分に摂取するにはサプリメントからの摂取が確かです。


ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、体のいたる所に含まれているサプリメントで、細胞や組織を結びつける役割りをしています。

一番の特徴は、非常に高い保水力があることで、1gのヒアルロン酸で、
約6000ccの水分を貯える能力があります。

このため、肌の乾燥や栄養不足を防いで、みずみずしい美肌を作るのには、とても大切なサプリメントの1つです。

このヒアルロン酸は、上記のコラーゲンやコンドロイチンと同じく、加齢とともに体内の含有量が減少してくるので、肌の衰えを感じる方は、早めに化粧品やサプリメントでの摂取を考えるとよいでしょう。

なおヒアルロン酸は、美肌(スキンケア)のサプリメントとしてだけでなく、注射で皮膚に注入することで、シワ取りやバストアップなどの美容整形に、使用されることもあります。


ビタミンC

ビタミンCの美肌効果は、以前からよく知られており、下記のような働きがあるサプリメントです

 1.メラニン色素の沈着を減らして、シミ、ソバカスを減らす
 2.沈着したメラニン色素を分解して、本来の白い肌に戻す
 3.美肌に役立つコラーゲンの合成を助ける
 4.肌の老化を早める活性酸素を減らす(抗酸化作用)



ビタミンCは、水に溶けやすい性質(水溶性)があります。たとえ、食品やサプリメントで十分摂取しても、体にとどまっている時間が短いので、毎日、継続して摂らないと、美肌への効果はなかなか実感できません。



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美肌に効果的なサプリメント2

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は、”活性酸素”を減らす働き(抗酸化作用)と、体に必要なエネルギーを、スムーズに作る働きがあるサプリメントです。

特に、美肌、スキンケアに効果があるのは、抗酸化作用です。抗酸化作用というのは、体の細胞や組織を傷つけて老化を早めてしまう、活性酸素を減らす働きのことです。

体内に活性酸素が多くなると、皮膚の細胞が酸化され、シワやたるみ、シミの原因となります。

美肌、スキンケアのためには、サプリメントでコエンザイムQ10を摂取し、皮膚の酸化を予防することがポイントになります。

コエンザイムQ10は、もともと全身に含まれています。しかし、含有量は20才頃が最も多く、それ以降は加齢とともに減少し、特に、40才以降の減少量が多くなります。

最近はサプリメントだけでなく、美肌、スキンケア用の化粧品にも配合されているので、両方を併用すると、相乗効果が期待できます。


その他のサプリメント

ビタミンE
”若返りのビタミン”とも呼ばれ、強い抗酸化作用があります。また、全身の血行をよくしたり、性ホルモンの合成を助ける働きもあり、これらの総合的な効果によって美肌、スキンケアに役立ちます。

アスタキサンチン
エビやカニの殻に含まれる赤色の色素です。強い抗酸化作用が特徴で、紫外線やストレス、激しい運動などで出来た活性酸素を減らし、肌の老化を予防します。

アロエ
このサプリメントには、ムチン質という成分が含まれ、これが肌の水分を保ち、みずみずしい美肌を作ります。また、皮膚の細胞を修復する働きもあるので、肌荒れを防ぐ効果もあります。

グルコサミン
アミノ酸の仲間で、エビやカニの殻に含まれるキチン質を化学分解して、作られるサプリメントです。グルコサミンは、美肌、スキンケアに欠かせないヒアルロン酸を、体内で合成するときの原料になっています。

スクワレン
深海に住んでいるサメの肝臓から、抽出して作られるサプリメントです。免疫力や肝臓の機能を高め、肌の粘膜の働きを活発にして、肌のハリやうるおいを保つ効果があります。

セサミン
ゴマに含まれる有効成分で、強い抗酸化作用によって、肌を活性酸素から守り、美肌、スキンケアに効果があります。セサミンは、ゴマ全体から見ると、わずか0.5~1.5%ほどの含有量なので、サプリメントからの摂取が手軽で確実です。


貧血予防のサプリメントとして知られている鉄を、摂取することも美肌、スキンケアにつながります。

もし、鉄が不足して貧血になると、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が遅れたり、肌にハリを与えるコラーゲンの合成量が減って、肌の老化が進んでしまいます。




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頻尿、排尿障害に効果的なサプリメント

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは、アメリカの先住民が、強壮剤として食べていたヤシ科の植物です。この果実に含まれる成分が、頻尿や排尿障害に効果的なことがわかっています。

頻尿や排尿障害は”前立腺”という組織が、肥大化することで起こります。ノコギリヤシのサプリメントは、前立腺を肥大化させる酵素の働きを抑えて、これらの症状を改善します。

前立腺は、ちょうど尿道を包み込むような場所にあり、性ホルモンのバランスが悪くなると、肥大化します。

肥大化すると、当然のことながら尿道を圧迫するので、頻尿や排尿障害が起こりやすくなるのです。

男性の場合は、加齢による性ホルモンのアンバランスによって、前立腺の肥大がはっきり現れてきます。

また、年を重ねるほど、この傾向が強くなるので、頻尿や排尿障害でお悩みの方は、早めにサプリメントで摂取するとよいでしょう。

ノコギリヤシは、ホルモンの働きを弱める副作用があるので、ホルモン療法を行っている方は、サプリメントの摂取は控えましょう。


植物ステロール

このサプリメントも、前立腺の肥大を防ぐことで、頻尿や排尿障害の改善に効果が期待できます。

ノコギリヤシの摂取から数カ月後に効果が現れはじめ、半年後には排尿がスムーズになり、頻尿の度合いが低くなったことが、確かめられています。

植物ステロールは、野菜や豆類、穀物、くだものなどの植物性食品に多く含まれ、頻尿や排尿障害の改善以外にも、コレステロールを下げる効果もあるサプリメントです。

分子構造は、コレステロールと似ていますが、体への悪影響はなく、生活習慣病の予防に役立ちます。

植物ステロールは、ビタミンA、D、E、Kなどの吸収を低下させる副作用があるので、食事を終えて数時間たってから、摂取するのがよい方法です。




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記憶力の低下、認知症に効果的なサプリメント

イチョウ葉エキス

イチョウには、脳の血行を良くして記憶力や認知症を改善する効果があります。

イチョウ葉エキスのサプリメントには、”ギンコライド”という有効成分が含まれていて、これが脳の血管を拡げて、血行を良くします。

体のどの細胞でも同じですが、血行が良くなると十分な酸素と栄養分が届けられ、働きが活発になります。

イチョウ葉エキスのサプリメントは、脳の血行障害による認知症や、アルツハイマーの症状を改善するだけでなく、健康な方や高齢者の記憶力や集中力を高めることもわかっています。


大豆レシチン

大豆に多く含まれるこのサプリメントは、”アセチルコリン”という神経伝達物質の材料となる成分です。

アセチルコリンは、神経の刺激を伝える働きをしており、大豆レチシンを十分摂ることで、アセチルコリンの分泌が増え、神経の伝達がスムーズになります。これによって、記憶力を高めたり、認知症の改善につながります。

なお、卵黄に含まれるレシチンは、大豆レシチンより、効果が高いとされています。


DHA

��HAは、青背の魚に多く含まれるサプリメントで、人間では神経細胞のニューロンの先端(シナプス)部分にあります。

シナプスは、隣の神経細胞に刺激を伝える部分で、十分なDHAがあると、神経伝達がスムーズに行われ、記憶力が良くなり学習能力が高まります。

また、神経細胞のタンパク質の合成を助けたり、神経の修復を行う働きもあるため、認知症やアルツハイマー症の改善にも、効果があるサプリメントです。


ホスファチジルセリン(PS)

このサプリメントは、神経の細胞膜の材料になっている成分で、体内でも合成されています。

しかし、加齢とともに合成量が減ってきて、不足した状態が続くと、記憶力や集中力が低下して、認知症の原因にもなります。

ホスファチジルセリンを、サプリメントで十分摂取すると、神経細胞の代謝が活発になり、ドーパミンやセロトニンなどの、神経伝達物質の分泌が増加します。これによって、記憶力の低下や認知症を防ぐことが出来ます。


その他のサプリメント

上記以外にも、脳の働きを活発にして、記憶力や認知症に効果的なサプリメントがあります。

◇ギャバ(GABA)
脳の血行や酸素供給を良くすることによって、脳の働きを高めます。特に高齢者の記憶力の低下や認知症に効果があります。

◇高麗人参(エキス)
高麗人参は、サポニン類やビタミン、ミネラル、アミノ酸など、多くの有効成分が含まれ、認知症に効果があるサプリメントです。




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摂食障害に効果的なサプリメント

大量に食べ、罪悪感から嘔吐したり下剤を乱用する過食症を総称して摂食障害といいます。

拒食と過食を交互に繰り返すケースも少なくありません。

10~20代の若い女性に目立つことが特徴ですが、最近は男性にも増えてきているようです。


摂食障害に効果的なサプリメント選びのポイント

拒食症も過食症も心の病とされていますが、過食症の場合は心以外の原因として「低血糖症」と「満腹中枢と食欲中枢という2つの自律神経の機能低下」があります。

低血糖症を改善するには、以下の表に明記しております「ヘム鉄」と「亜鉛」の摂取、自律神経の機能低下に対しては、ビタミンB群の摂取が必要不可欠です。

この2つの病態をサプリメントの摂取で改善すると、根本的な改善に臨めます。

摂食障害の治療には食生活や生活習慣の改善、健康状態の回復のための栄養療法や精神状態を安定させるための投薬が行われることもあります。

極端にやせ細っている場合は、ある程度健康状態を回復させるために病院での入院治療が必要になることもあります。

摂食障害は、長期に渡るほど治療も難しくなるので、早めに専門医の治療を受けることが大事になります。




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肩こりを解消するサプリメント

慢性的な肩こりの場合は温めることが大切です。

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったり、使い捨てカイロをタオルに包んで患部に当てるなどの方法があります。

長時間同じ姿勢でいる人は、こまめに肩を動かすことが大切です。

ストレッチを行うなどして血行をよくすることで改善されます。猫背の人は姿勢を正しましょう。

栄養面ではビタミンB1の摂取が重要です。

ビタミンB1は疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。

また筋肉の血行をよくするにはビタミンE、イチョウ葉エキス、シナモン、クエン酸などもオススメです。眼精疲労からくる肩こりにはブルーベリーも効果があります。


肩こりに効果があるとされるサプリメント

● ビタミンB1

● ビタミンE

● クエン酸

● イチョウ葉エキス

● キャッツクロー

● カプサイシン

● 杜仲茶

● ブルーベリー




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腰痛に効くサプリメント

腰痛は個人の生活習慣や体の使い方によって痛みや症状もさまざまです。原因がはっきりしているものに以下のものがあります。

● 椎間板ヘルニア
 背骨の間でクッションの役割をしている椎間板の中央にある髄核がなんらかの原因で外に飛び出し、神経を圧迫して炎症を起こすことで発症します。重い物をよく持つなど腰部分の骨に負担がかかることで椎間板に異常をきたすことが多いようです。

● 急性腰痛症(ぎっくり腰)
 重い荷物を持ち上げる、振り向こうとして体をひねるなど、ふとしてきっかけで腰椎を支える組織が損傷することで起こります。

● 筋・筋膜性腰痛症
 長時間のデスクワークや車の運転など日常生活の中で起こる症状です。姿勢を正したりストレッチするなど、心がけ次第で防ぐことが可能です

● 腰部脊柱管狭窄症
 背骨を構成し骨に通っている神経を脊柱管といいますが、ここが狭くなることで神経を圧迫し、腰痛や坐骨神経痛を引き起こします。


全改善方法は身運動を行い、基礎体力や筋力を高めることが大切です。

腰がつらい方は腰への負担が軽い水中エクササイズをオススメします。

また筋肉疲労回復のためにストレッチを行うことで、血液の循環がよくなるほか姿勢が正しくなるため腰痛を軽減します。

栄養面では骨形成に欠かせないビタミンD、関節軟骨や結合組織の構成成分であるコンドロイチン、コラーゲン、筋肉をつくるプロテインなども摂取すると効果的です。

疲労物質を分解するビタミンB1、血行を改善するビタミンE、イチョウ葉エキス、末梢神経の傷を回復させるビタミンB12、弛緩作用のあるマグネシウムもオススメです。


腰痛に効果があるとされるサプリメント

● ビタミンB1

● ビタミンD

● ビタミンE

● カルシウム

● マグネシウム

● コンドロイチン

● コラーゲン

● カプサイシン

● 杜仲茶

● イチョウ葉エキス




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頭痛解消サプリメント

頭痛の種類

主に血管が原因で起こる「偏頭痛」「群発頭痛」

「偏頭痛」は脳の血管が拡張することで神経を圧迫し、片側だけが痛むことがほとんどですが、両側が痛むこともあります。ズキンズキンと脈打つような頭痛で、めまい、嘔吐、吐き気を伴うこともある女性に多い頭痛です。

「群発頭痛」は男性に多い頭痛で、片側の目がえぐられるような激痛に襲われ、主に睡眠後1~2時間の間に起こるのが特徴です。


筋肉や精神の緊張した場合に起こる「緊張型頭痛」

「緊張型頭痛」は頭や首周りの筋肉のコリや精神が緊張することで起こります。

脳の病気といわれている「脳腫瘍」「くも膜下出血」「髄膜炎」

「くも膜下出血」の場合は突然バットで殴られたような激痛に襲われ、

「髄膜炎」は発熱を伴った痛みがあります。

女性は男性よりも頭痛が起こりやすい体質で、月経、妊娠、更年期などに伴うこともしばしばあります。

更年期の場合ホルモンバランスの不調によって起こり、40~50代にかけて起こり、60代になると症状は落ち着きます。

<予防・改善方法>

「偏頭痛」は寝過ぎても寝不足でも起こりやすいので、適度な睡眠が解消への近道です。

症状が現れた時は頭の前部分であるこめかみを冷やし血管の拡張を抑えることで痛みを抑えることができます。

「「緊張型頭痛」は筋肉の血行をよくすることで痛みが和らぐので、頭の後ろを温めるのが効果的です。

頭痛に効くサプリメントとしては欧米で何世紀にもわたって使用されてきた伝統的ハーブのフィーバーフューが有効です。

また血行を促進するビタミンEも欠かせません。

月経前後や更年期に伴う頭痛には女性ホルモンのように働く大豆イソフラボンが効果的です。


頭痛解消サプリメント

● ビタミンE

● 大豆イソフラボン

● フィーバーフュー





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