肝臓の機能アップに効果的なサプリメント

ウコン
ウコンは、昔から胃や肝臓に良い効果があることが知られていて、漢方薬にも利用されてきた植物です。また、カレーの香辛料、布地の染料、そしてサプリメントなどにも、幅広く利用されています。

ウコンにはポリフェノールの一種である、”クルクミン”という成分が含まれていて、これに肝臓の機能を高める効果があります。

肝臓の調子が悪い方やC型肝炎の患者さんが、サプリメントでウコンを摂取すると、胆汁酸の分泌が盛んになり、肝臓の機能が高まり症状が改善されます。

また、アルコールの飲みすぎで、肝臓に負担がかかったときも、おすすめのサプリメントです。

もちろん、健康な方でもウコンを摂取していれば、肝臓の機能が良くなり、生活習慣病を予防する効果が期待できます。

スクワレン(深海鮫エキス)
スクワレンは、深海のサメの肝臓に含まれる成分です。深海は、酸素が少なく、高圧かつ低温で、生きていく上では非常に厳しい環境です。このような環境に順応するために、重要な役割りをしているのが、スクワレンなのです。

このスクワレンは、酸素を運ぶ能力が高く、特に肝臓の機能を保護したり、高める効果があるサプリメントです。

このため、慢性的な肝炎に悩む方が、サプリメントや薬でスクワレンを摂取すると、かなりの割合で症状が改善されます。

大豆レシチン
大豆に多く含まれる大豆レシチンは、人間の神経や細胞膜の材料となる成分で、もともと肝臓や脳に多く含まれています。

この大豆レシチンは、脂にも水にも溶ける性質があり、肝臓に貯まった脂肪や有害物質を、体外に排出する効果があるサプリメントです。

このため、C型肝炎、アルコールの摂りすぎ、ウイルスによる肝臓のトラブルなどは、大豆レシチンの摂取で症状が改善されます。また、日頃からサプリメントで摂取していれば、健康増進にもつながります。

αリポ酸
αリポ酸は、以前から肝臓障害の薬として使用されていて、法律の改正によって、サプリメントとしても使用できるようになりました。

もともと、肝臓や心臓、腎臓などに含まれている成分で、体内でも合成されています。

αリポ酸は、直接、肝臓に働きかけて、その機能を高める効果があり、体内の毒素や有害物質の排出をスムーズにします。




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下痢に効果的なサプリメント

乳酸菌

チーズやヨーグルト、ヌカ漬け、キムチなどに多く含まれており、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らして、下痢を解消する効果があります。乳酸菌というと、便秘を改善するサプリメントと思われていますが、下痢にも有効です。

乳酸菌は、”乳酸”や”酢酸”という物質を作り、食べ物を消化しやすいように、腸を弱酸性にします。

これによって、体に悪影響がある悪玉菌を減らしたり、腸にウイルスや細菌が侵入するのを防いでいます。

それで、腸の働きが整えられ、腸のぜんどう運動が活発になり、便秘だけでなく下痢も解消します。

なお乳酸菌というのは、数十種類ある善玉菌の総称で、ある特定の細菌を指しているわけではありません。

乳酸菌を代表するものには、ヤクルト菌、ビフィズス菌、ラブレ菌、ブルガリア菌、L-92乳酸菌などがあります。摂取はサプリメントよりも、乳製品全般からが一般的です。


オリゴ糖

このサプリメントは、糖という名称がついているように、糖の仲間です。一口にオリゴ糖といっても、いくつも種類があリ、下痢に効果的なのは約10種類ほどです。

下痢を解消するには、上記の乳酸菌でも解説しましたが、腸の善玉菌を増やして、腸内環境を整えることです。

オリゴ糖は、善玉菌の一つであるビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やすのに役立ちます。

食品やサプリメントから、糖分を摂取すると、小腸で吸収されます。しかし、オリゴ糖は小腸で吸収されることなく、ビフィズス菌が多く住む大腸まで、届く性質があります。

このため、カロリーの摂り過ぎを気にせず、摂取できるメリットもあります。


食物繊維

上記の乳酸菌やオリゴ糖と同じく、下痢と便秘の両方に、効果があるサプリメントです。

食物繊維は、腸をおだやかに刺激して、腸のぜんどう運動を助けたり、腸を清掃して、善玉菌を増やし腸内環境を整えます。

特に、下痢に効果が期待できるのは、水に溶けやすい性質がある”水溶性の食物繊維”で、海草類やコンニャク、果物などに多く含まれています。

オリゴ糖と同じく、消化、吸収されないサプリメントなので、カロリーの摂り過ぎを心配する必要がありません。




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美肌に効果的なサプリメント1

コラーゲン

サプリメントだけでなく、化粧品や美容液にも広く利用されているコラーゲンは、体の中では皮膚に一番多く含まれています。

コラーゲンは、体内で常に新しく作られ、古くなったコラーゲンと入れ替わっており、美肌のためには欠かせません。

コラーゲンを摂取することで、肌に十分な水分と栄養分が供給され、ハリのある美肌が可能になります。

体内のコラーゲンは、年令を重ねるとともに減少し、赤ちゃんの時を100とすると、20才で80、40才で50まで減ってしまいます。

加齢による減少が美肌の一番の大敵です。


コンドロイチン

コンドロイチンは、軟骨にも多く含まれ、関節痛の改善に利用されているサプリメントですが、美肌にも、効果的なことがわかっています。

このコンドロイチンには高い保水力があり、肌の細胞に栄養分や酸素を運び、老廃物を排出する働きがあります。また、体の組織をしっかり結びつける働きによって、ハリのある美肌を保ちます。

コンドロイチンが含まれる食べ物は少ないので、十分に摂取するにはサプリメントからの摂取が確かです。


ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、体のいたる所に含まれているサプリメントで、細胞や組織を結びつける役割りをしています。

一番の特徴は、非常に高い保水力があることで、1gのヒアルロン酸で、
約6000ccの水分を貯える能力があります。

このため、肌の乾燥や栄養不足を防いで、みずみずしい美肌を作るのには、とても大切なサプリメントの1つです。

このヒアルロン酸は、上記のコラーゲンやコンドロイチンと同じく、加齢とともに体内の含有量が減少してくるので、肌の衰えを感じる方は、早めに化粧品やサプリメントでの摂取を考えるとよいでしょう。

なおヒアルロン酸は、美肌(スキンケア)のサプリメントとしてだけでなく、注射で皮膚に注入することで、シワ取りやバストアップなどの美容整形に、使用されることもあります。


ビタミンC

ビタミンCの美肌効果は、以前からよく知られており、下記のような働きがあるサプリメントです

 1.メラニン色素の沈着を減らして、シミ、ソバカスを減らす
 2.沈着したメラニン色素を分解して、本来の白い肌に戻す
 3.美肌に役立つコラーゲンの合成を助ける
 4.肌の老化を早める活性酸素を減らす(抗酸化作用)



ビタミンCは、水に溶けやすい性質(水溶性)があります。たとえ、食品やサプリメントで十分摂取しても、体にとどまっている時間が短いので、毎日、継続して摂らないと、美肌への効果はなかなか実感できません。



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美肌に効果的なサプリメント2

コエンザイムQ10

コエンザイムQ10は、”活性酸素”を減らす働き(抗酸化作用)と、体に必要なエネルギーを、スムーズに作る働きがあるサプリメントです。

特に、美肌、スキンケアに効果があるのは、抗酸化作用です。抗酸化作用というのは、体の細胞や組織を傷つけて老化を早めてしまう、活性酸素を減らす働きのことです。

体内に活性酸素が多くなると、皮膚の細胞が酸化され、シワやたるみ、シミの原因となります。

美肌、スキンケアのためには、サプリメントでコエンザイムQ10を摂取し、皮膚の酸化を予防することがポイントになります。

コエンザイムQ10は、もともと全身に含まれています。しかし、含有量は20才頃が最も多く、それ以降は加齢とともに減少し、特に、40才以降の減少量が多くなります。

最近はサプリメントだけでなく、美肌、スキンケア用の化粧品にも配合されているので、両方を併用すると、相乗効果が期待できます。


その他のサプリメント

ビタミンE
”若返りのビタミン”とも呼ばれ、強い抗酸化作用があります。また、全身の血行をよくしたり、性ホルモンの合成を助ける働きもあり、これらの総合的な効果によって美肌、スキンケアに役立ちます。

アスタキサンチン
エビやカニの殻に含まれる赤色の色素です。強い抗酸化作用が特徴で、紫外線やストレス、激しい運動などで出来た活性酸素を減らし、肌の老化を予防します。

アロエ
このサプリメントには、ムチン質という成分が含まれ、これが肌の水分を保ち、みずみずしい美肌を作ります。また、皮膚の細胞を修復する働きもあるので、肌荒れを防ぐ効果もあります。

グルコサミン
アミノ酸の仲間で、エビやカニの殻に含まれるキチン質を化学分解して、作られるサプリメントです。グルコサミンは、美肌、スキンケアに欠かせないヒアルロン酸を、体内で合成するときの原料になっています。

スクワレン
深海に住んでいるサメの肝臓から、抽出して作られるサプリメントです。免疫力や肝臓の機能を高め、肌の粘膜の働きを活発にして、肌のハリやうるおいを保つ効果があります。

セサミン
ゴマに含まれる有効成分で、強い抗酸化作用によって、肌を活性酸素から守り、美肌、スキンケアに効果があります。セサミンは、ゴマ全体から見ると、わずか0.5~1.5%ほどの含有量なので、サプリメントからの摂取が手軽で確実です。


貧血予防のサプリメントとして知られている鉄を、摂取することも美肌、スキンケアにつながります。

もし、鉄が不足して貧血になると、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が遅れたり、肌にハリを与えるコラーゲンの合成量が減って、肌の老化が進んでしまいます。




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頻尿、排尿障害に効果的なサプリメント

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは、アメリカの先住民が、強壮剤として食べていたヤシ科の植物です。この果実に含まれる成分が、頻尿や排尿障害に効果的なことがわかっています。

頻尿や排尿障害は”前立腺”という組織が、肥大化することで起こります。ノコギリヤシのサプリメントは、前立腺を肥大化させる酵素の働きを抑えて、これらの症状を改善します。

前立腺は、ちょうど尿道を包み込むような場所にあり、性ホルモンのバランスが悪くなると、肥大化します。

肥大化すると、当然のことながら尿道を圧迫するので、頻尿や排尿障害が起こりやすくなるのです。

男性の場合は、加齢による性ホルモンのアンバランスによって、前立腺の肥大がはっきり現れてきます。

また、年を重ねるほど、この傾向が強くなるので、頻尿や排尿障害でお悩みの方は、早めにサプリメントで摂取するとよいでしょう。

ノコギリヤシは、ホルモンの働きを弱める副作用があるので、ホルモン療法を行っている方は、サプリメントの摂取は控えましょう。


植物ステロール

このサプリメントも、前立腺の肥大を防ぐことで、頻尿や排尿障害の改善に効果が期待できます。

ノコギリヤシの摂取から数カ月後に効果が現れはじめ、半年後には排尿がスムーズになり、頻尿の度合いが低くなったことが、確かめられています。

植物ステロールは、野菜や豆類、穀物、くだものなどの植物性食品に多く含まれ、頻尿や排尿障害の改善以外にも、コレステロールを下げる効果もあるサプリメントです。

分子構造は、コレステロールと似ていますが、体への悪影響はなく、生活習慣病の予防に役立ちます。

植物ステロールは、ビタミンA、D、E、Kなどの吸収を低下させる副作用があるので、食事を終えて数時間たってから、摂取するのがよい方法です。




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記憶力の低下、認知症に効果的なサプリメント

イチョウ葉エキス

イチョウには、脳の血行を良くして記憶力や認知症を改善する効果があります。

イチョウ葉エキスのサプリメントには、”ギンコライド”という有効成分が含まれていて、これが脳の血管を拡げて、血行を良くします。

体のどの細胞でも同じですが、血行が良くなると十分な酸素と栄養分が届けられ、働きが活発になります。

イチョウ葉エキスのサプリメントは、脳の血行障害による認知症や、アルツハイマーの症状を改善するだけでなく、健康な方や高齢者の記憶力や集中力を高めることもわかっています。


大豆レシチン

大豆に多く含まれるこのサプリメントは、”アセチルコリン”という神経伝達物質の材料となる成分です。

アセチルコリンは、神経の刺激を伝える働きをしており、大豆レチシンを十分摂ることで、アセチルコリンの分泌が増え、神経の伝達がスムーズになります。これによって、記憶力を高めたり、認知症の改善につながります。

なお、卵黄に含まれるレシチンは、大豆レシチンより、効果が高いとされています。


DHA

��HAは、青背の魚に多く含まれるサプリメントで、人間では神経細胞のニューロンの先端(シナプス)部分にあります。

シナプスは、隣の神経細胞に刺激を伝える部分で、十分なDHAがあると、神経伝達がスムーズに行われ、記憶力が良くなり学習能力が高まります。

また、神経細胞のタンパク質の合成を助けたり、神経の修復を行う働きもあるため、認知症やアルツハイマー症の改善にも、効果があるサプリメントです。


ホスファチジルセリン(PS)

このサプリメントは、神経の細胞膜の材料になっている成分で、体内でも合成されています。

しかし、加齢とともに合成量が減ってきて、不足した状態が続くと、記憶力や集中力が低下して、認知症の原因にもなります。

ホスファチジルセリンを、サプリメントで十分摂取すると、神経細胞の代謝が活発になり、ドーパミンやセロトニンなどの、神経伝達物質の分泌が増加します。これによって、記憶力の低下や認知症を防ぐことが出来ます。


その他のサプリメント

上記以外にも、脳の働きを活発にして、記憶力や認知症に効果的なサプリメントがあります。

◇ギャバ(GABA)
脳の血行や酸素供給を良くすることによって、脳の働きを高めます。特に高齢者の記憶力の低下や認知症に効果があります。

◇高麗人参(エキス)
高麗人参は、サポニン類やビタミン、ミネラル、アミノ酸など、多くの有効成分が含まれ、認知症に効果があるサプリメントです。




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摂食障害に効果的なサプリメント

大量に食べ、罪悪感から嘔吐したり下剤を乱用する過食症を総称して摂食障害といいます。

拒食と過食を交互に繰り返すケースも少なくありません。

10~20代の若い女性に目立つことが特徴ですが、最近は男性にも増えてきているようです。


摂食障害に効果的なサプリメント選びのポイント

拒食症も過食症も心の病とされていますが、過食症の場合は心以外の原因として「低血糖症」と「満腹中枢と食欲中枢という2つの自律神経の機能低下」があります。

低血糖症を改善するには、以下の表に明記しております「ヘム鉄」と「亜鉛」の摂取、自律神経の機能低下に対しては、ビタミンB群の摂取が必要不可欠です。

この2つの病態をサプリメントの摂取で改善すると、根本的な改善に臨めます。

摂食障害の治療には食生活や生活習慣の改善、健康状態の回復のための栄養療法や精神状態を安定させるための投薬が行われることもあります。

極端にやせ細っている場合は、ある程度健康状態を回復させるために病院での入院治療が必要になることもあります。

摂食障害は、長期に渡るほど治療も難しくなるので、早めに専門医の治療を受けることが大事になります。




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肩こりを解消するサプリメント

慢性的な肩こりの場合は温めることが大切です。

ぬるめのお湯にゆっくりと浸かったり、使い捨てカイロをタオルに包んで患部に当てるなどの方法があります。

長時間同じ姿勢でいる人は、こまめに肩を動かすことが大切です。

ストレッチを行うなどして血行をよくすることで改善されます。猫背の人は姿勢を正しましょう。

栄養面ではビタミンB1の摂取が重要です。

ビタミンB1は疲労物質である乳酸を分解する働きがあります。

また筋肉の血行をよくするにはビタミンE、イチョウ葉エキス、シナモン、クエン酸などもオススメです。眼精疲労からくる肩こりにはブルーベリーも効果があります。


肩こりに効果があるとされるサプリメント

● ビタミンB1

● ビタミンE

● クエン酸

● イチョウ葉エキス

● キャッツクロー

● カプサイシン

● 杜仲茶

● ブルーベリー




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腰痛に効くサプリメント

腰痛は個人の生活習慣や体の使い方によって痛みや症状もさまざまです。原因がはっきりしているものに以下のものがあります。

● 椎間板ヘルニア
 背骨の間でクッションの役割をしている椎間板の中央にある髄核がなんらかの原因で外に飛び出し、神経を圧迫して炎症を起こすことで発症します。重い物をよく持つなど腰部分の骨に負担がかかることで椎間板に異常をきたすことが多いようです。

● 急性腰痛症(ぎっくり腰)
 重い荷物を持ち上げる、振り向こうとして体をひねるなど、ふとしてきっかけで腰椎を支える組織が損傷することで起こります。

● 筋・筋膜性腰痛症
 長時間のデスクワークや車の運転など日常生活の中で起こる症状です。姿勢を正したりストレッチするなど、心がけ次第で防ぐことが可能です

● 腰部脊柱管狭窄症
 背骨を構成し骨に通っている神経を脊柱管といいますが、ここが狭くなることで神経を圧迫し、腰痛や坐骨神経痛を引き起こします。


全改善方法は身運動を行い、基礎体力や筋力を高めることが大切です。

腰がつらい方は腰への負担が軽い水中エクササイズをオススメします。

また筋肉疲労回復のためにストレッチを行うことで、血液の循環がよくなるほか姿勢が正しくなるため腰痛を軽減します。

栄養面では骨形成に欠かせないビタミンD、関節軟骨や結合組織の構成成分であるコンドロイチン、コラーゲン、筋肉をつくるプロテインなども摂取すると効果的です。

疲労物質を分解するビタミンB1、血行を改善するビタミンE、イチョウ葉エキス、末梢神経の傷を回復させるビタミンB12、弛緩作用のあるマグネシウムもオススメです。


腰痛に効果があるとされるサプリメント

● ビタミンB1

● ビタミンD

● ビタミンE

● カルシウム

● マグネシウム

● コンドロイチン

● コラーゲン

● カプサイシン

● 杜仲茶

● イチョウ葉エキス




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頭痛解消サプリメント

頭痛の種類

主に血管が原因で起こる「偏頭痛」「群発頭痛」

「偏頭痛」は脳の血管が拡張することで神経を圧迫し、片側だけが痛むことがほとんどですが、両側が痛むこともあります。ズキンズキンと脈打つような頭痛で、めまい、嘔吐、吐き気を伴うこともある女性に多い頭痛です。

「群発頭痛」は男性に多い頭痛で、片側の目がえぐられるような激痛に襲われ、主に睡眠後1~2時間の間に起こるのが特徴です。


筋肉や精神の緊張した場合に起こる「緊張型頭痛」

「緊張型頭痛」は頭や首周りの筋肉のコリや精神が緊張することで起こります。

脳の病気といわれている「脳腫瘍」「くも膜下出血」「髄膜炎」

「くも膜下出血」の場合は突然バットで殴られたような激痛に襲われ、

「髄膜炎」は発熱を伴った痛みがあります。

女性は男性よりも頭痛が起こりやすい体質で、月経、妊娠、更年期などに伴うこともしばしばあります。

更年期の場合ホルモンバランスの不調によって起こり、40~50代にかけて起こり、60代になると症状は落ち着きます。

<予防・改善方法>

「偏頭痛」は寝過ぎても寝不足でも起こりやすいので、適度な睡眠が解消への近道です。

症状が現れた時は頭の前部分であるこめかみを冷やし血管の拡張を抑えることで痛みを抑えることができます。

「「緊張型頭痛」は筋肉の血行をよくすることで痛みが和らぐので、頭の後ろを温めるのが効果的です。

頭痛に効くサプリメントとしては欧米で何世紀にもわたって使用されてきた伝統的ハーブのフィーバーフューが有効です。

また血行を促進するビタミンEも欠かせません。

月経前後や更年期に伴う頭痛には女性ホルモンのように働く大豆イソフラボンが効果的です。


頭痛解消サプリメント

● ビタミンE

● 大豆イソフラボン

● フィーバーフュー





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ビタミンCサプリメントで便秘解消

 ビタミンCは万能の抗酸化サプリメントとして、さまざまな働きがあることが知られていますが、腸内細菌の中でも特に善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を増やす顕著な働きも認められています。

 善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)には、腸の動きを活発にして便通を良くし、便秘を解消する働きがありますので、ビタミンC(ビタミンP)によって善玉菌が増えるということは、ビタミンCには便秘解消の働きがあるといっても良いでしょう。

 ビタミンCの摂りすぎで下痢を起こす方がいるくらいですから、かなりの効果は期待できると思います。

 便秘解消目的でビタミンCを大量にお摂りになる際は、ご自分で下痢を起こす量をキチンと把握してください。

 ビタミンC(ビタミンP)は大量(一度に5000mg位まで)にとっても安全といわれるビタミンですが、ビタミンCを排泄する時に他のビタミンやミネラルまで一緒に排泄されやすい傾向がありますので、ビタミンCを毎日2000mg以上摂られる方は、他のビタミンやミネラルの不足が心配です。マルチビタミンを併用するなどの対策を取ってください。

 その他の注意点として、ビタミンCの大量摂取では、特に葉酸の不足が起こることが知られています。葉酸は細胞分裂に関わり、貧血を防いだりシミを治したりとさまざまな効果があります。不足させないようお気を付けください。

 ビタミンCなどの酸性食品の大量摂取でお腹が痛くなってしまう胃の弱い方には、ビタミンCに特殊加工をして中性にしたエスターCをおすすめします。

         




痛み解消のサプリメント

  さまざまなタイプの痛みに効くサプリメントと注意点

 キトサンは甲殻類からとれる動物性食物繊維です。キトサンは腸内の善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を活性化させ増殖を助け、血中の悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果が期待されています。

 肩こりや不眠症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性疾患、抜け毛、白内障、更年期障害、腰痛、神経痛、痛風、高脂血症、高血圧、糖尿病、肝臓病など、さまざまな症状の改善に効果が期待されています。

 これは、キトサンが体の自然治癒力を改善してくれるためで、免疫機能を高めて病気に罹りにくい体を作る助けとなる効果が期待されています。

 EPAはオメガ3系の多価不飽和脂肪酸でIPAとも呼ばれています。血液をサラサラにして血管を拡張する働きにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、高血圧を予防する効果が期待されています。また、慢性関節炎などの炎症性疾患の症状改善にも効果があることが知られています。



              関節痛
 まだ理由はハッキリしないものの、みかんなどの柑橘類が骨関節痛の原因になっているのではないかと発表している研究報告があります。
 民間療法的な痛みの解決策も、意外に良い結果が出たりしますので、サプリメントを摂ってみるのと同時に、柑橘類の摂取を控えてみてはいかがでしょうか?

痛み解消のために意識して摂りたいサプリメント
グルコサミン
グルコサミンとコンドロイチン
カルシウム
マグネシウム
プロポリス
ビタミンB群
パントテン酸
ベータカロチン(ビタミンA)
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
亜鉛
アミノ酸ダイエット(リジン)
大豆レシチン
��PAとDHA(オメガ3)


 
               腰痛
 腰痛の原因はさまざまで、サプリメントで簡単に痛みを取り去るのは難しいですが、軟骨の再形成に必要なサプリメントを摂ることで、かなり改善されるケースが多いようです。
 ここでは、軟骨の再形成に必要なサプリメントと、患部の炎症を抑え、痛みの解消に役立つ抗酸化サプリメントをご紹介します。

痛み解消のために意識して摂りたいサプリメント
グルコサミン
グルコサミンとコンドロイチン
カルシウム
ビタミンB群
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
イチョウ葉エキス



              
              痛風
 通風の方は、尿酸値が上がって痛みを強める可能性があるため、できるだけナイアシン単体の摂取を控えてください。
 適量のバランスの取れたビタミンB群は、エネルギー代謝を正常化して体温を高め、尿酸の結晶化を軽減する効果が期待されています。
痛みのある部分を動かすのは苦痛だと思いますが、それ以外の身体の部分を出来るだけ良く動かし、エネルギー代謝を高めるサプリメントなどの力も借りて、体温を高めに保つことを心がけてください。

痛み解消のために意識して摂りたいサプリメント
キトサン
ビタミンB群
大豆レシチン
亜鉛
マグネシウム
ベータカロチン(ビタミンA)





ストレスに効くサプリメント

         ストレスの問題点

 ストレスという言葉をよく耳にしますが、具体的にはどういったものなのでしょうか?

 ヒトは、あらゆるストレスに対して、同じ方法で防御体制に入るといわれています。
 ヒトがストレスを感じた時、ある種のホルモンを分泌し、胸腺やリンパ腺からたんぱく質を取り出し、エネルギーとしての糖に変換します。そのため血糖値が上昇し、血圧も上がります。また、血中脂質も増え、ミネラル類も骨から溶け出し、その血中濃度を増します。
 これらのほとんどが、生活習慣病(成人病)の条件となります。長いストレス下では、健康にいいはずはありません。
また、たんぱく質をエネルギー用の糖に変えられてしまった胸腺やリンパ腺は萎縮し、免疫機能の低下が起こります。

 しかし、これらの現象は症状がハッキリと出るわけでも自覚もないため、気が付いたときには、かなり問題が深刻化している場合がほとんどです。 ストレスという精神的な問題が、病気という体の問題となる前に、「転ばぬ先の杖」ということで予防を心がけたいものです。

 ストレス対策には、特にビタミンB群が有効とされています。
キトサンは甲殻類からとれる動物性食物繊維です。体の自然治癒力を改善して免疫機能を高めて病気に罹りにくい体を作ってくれます。



         ストレスを跳ね返す

 ストレスで失った栄養は、食事やサプリメントで補給し、胸腺やリンパ腺、骨を元どおりに戻す必要があります。
このとき、ストレスを跳ね返すための栄養補給も同時に行えば万全です。

 ビタミンB群が不足すると、糖代謝に異常が生じ、ストレスに対する抵抗力が減ります。
ビタミンC(ビタミンP)は副腎の働きを強めて 抗ストレスホルモンの分泌を促します。
ビタミンEにも同様の作用があり、アメリカでは、ビタミンB群とビタミンCとビタミンEで抗ストレス処方として効果をあげているようです。

 ストレス下ではミネラルも全体的に消費されますが、特にカリウム、カルシウム、亜鉛が消耗します。
軽めの運動と共に、食事の改善とマルチビタミンやミネラル等のサプリメントによる栄養補給をおすすめします。

意識して摂りたいストレス対策サプリメント
マルチビタミン
ビタミンB群
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
亜鉛
カルシウム
オクタコサノール
セントジョーンズワート
シベリア人参(エゾウコギ)
スピルリナ
朝鮮人参(高麗人参)





         イライラを解消する

 イライラの原因で一番多いのが、ビタミンやミネラルの不足です。

 砂糖の摂りすぎはカルシウム不足(イライラの原因です)を招く大きな原因の一つです。
また、砂糖の摂りすぎは低血糖症も招きます。低血糖症に陥ると、知らず知らずのうちに頭がボーっとしてきますし、イライラもします。そこでまた砂糖を摂ると、時間経過と共にさらに低血糖状態に陥ります。つまり、悪循環です。
もし、お腹がすいてストレスを感じているのであれば、糖分だけではなく、たんぱく質や脂質を含む食品を食べてください。低血糖症を防いでくれるでしょう。

 ビタミンB1は精神のビタミンともいわれ、イライラの原因となる糖代謝の不活発を正常に戻してくれるので有効です。糖代謝は他のビタミンB群も関係があり、連携して働いていますので、一緒の摂取をおすすめします。

 カルニチンやαリポ酸(アルファリポ酸)、ピルビン酸を摂取することで、クエン酸回路を正常な状態にし、糖代謝を活発にして疲れを減らします。
食物繊維(野菜や海藻)には、糖分の吸収をセーブする性質があります。
軽めの運動と共に、食事の改善とマルチビタミンやミネラル等のサプリメントによる栄養補給をおすすめします。
アメリカでは、セントジョーンズワートなどのハーブによるヒーリングが人気です

意識して摂りたいストレス解消サプリメント
マルチビタミン
アルファルファ(食物繊維)
ビタミンB群
セントジョーンズワート
カルシウム
マグネシウム
亜鉛




     ストレス解消のために疲労を解消する

 疲労はよくストレスと対になって話されるので、ここでも取り上げたいと思います。

 ほとんどの方が大なり小なり疲労をお感じではないでしょうか?
そのほとんどが社会的なストレスからくる疲労感だといわれています。ただ、別の理由による疲労も考えられますので、以下の項目をよく読んで、何かしらに該当するようであれば、一度病院で検査を受けてみてください。

 3日以上休暇をとっても疲労感がぬぐえない
朝に強い疲労を感じ、夜中に何度もトイレに起きて、手がむくむ
夕方になって手足がむくむ
みぞおちや腰が痛む

 それ以外であれば、抗ストレス処方(ビタミンB群、ビタミンC(ビタミンP)、ビタミンE)に、軽い運動と栄養補給をプラスすることで解消すると思います。

意識して摂りたいストレス解消サプリメント
マルチビタミン
アルファルファ(食物繊維)
ビタミンB群
カルシウム
マグネシウム
亜鉛
鉄分




精力増強サプリメント

        精力増強サプリメントとは

      精力増強のために疲れを溜めない

 精力増強を妨げるものに疲労があります。

 疲労を感じるという原因の一つにビタミンやミネラルの不足が考えられます。
 また、酸っぱいものを摂取することでクエン酸回路を正常な状態にすれば、糖代謝がうまくいき疲労物質が体に溜まるのを防ぎ精力増強に役立ちます。

 食物繊維は体全体の栄養バランスを整えるのに、重要な働きをしています。
 クエン酸回路はカルニチンやαリポ酸(アルファリポ酸)の摂取によって活発にエネルギーを作れることが判っていますので、疲れていると感じられる方はサプリメントとして摂取してみてください。

意識して摂りたい疲労回復・精力増強のサプリメント
精力剤、
強壮剤、
亜鉛、
エゾウコギ(シベリア人参)、
朝鮮人参(高麗人参)




         インポテンツと精力増強

 精力増強が気になると言うことは、裏を返せば精力減退ということですね。
 精力が弱くなったものの最たる現象が、インポテンツです。
インポテンツは加齢による血液循環の悪化で起こりますが、軽い運動(足を動かす運動)と栄養補給で精力増強にむかう方が多いようです。

意識して摂りたいサプリメント
オクタコサノール、
マルチビタミン、
ノコギリヤシ、
パントテン酸、
精力剤




          夏バテ対策と精力増強

 精力増強からは、少しずれてしまいますが、毎年夏が来るたびに問題になるので、ここで少し触れておきたいと思います。

 夏真っ盛りになると、夏バテします。

 夏バテ予防は、これは確実という方法はありません。
 原因の1つであるといういくつかの項目はどんなものがあるのでしょう。

 一番多かったのが、カリウム不足とナトリウム(塩です。ただし、皆さん摂りすぎの傾向がありますので、食生活等を良く振り返って、本当に不足しているのか結論を出してください)不足です。
 野菜の摂取不足によるカリウム欠乏と発汗作用によるナトリウム欠乏、もしくはカリウムとナトリウムのバランスの崩れが、原因の1つと言われています。

 カリウムとナトリウムは筋肉の中で、カリウムポンプとナトリウムポンプを動かして筋肉を収縮させたり、伸長させたりしています。
その機能が損なわれることで体がだるくなるということです。

 もう1つ多かったのが、発汗作用によるビタミンやミネラルの全体的な不足です。
 食欲不振で栄養不足のうえに、水分の取りすぎによる発汗・排泄でビタミンやミネラルが足らなくなります。

 亜鉛というミネラルがありますが、これは発汗に伴って多くが体外に排泄されるそうです。
 この亜鉛は、体細胞の分裂を促す効果があり、不足するとまず味覚異常が起こるそうです。
 つまり夏の食欲不振は、この亜鉛の不足による味覚異常で起こるのではないかと、アメリカの健康情報発信サイトは結論付けていました。

 ビタミンB1も消化液の分泌を促して食欲を増進します。
また、胃腸の筋肉の動きを活発にし、食欲増進につながるとおもいます。

 いずれにせよ、栄養不足が大きな原因の1つとなっているようです。
栄養不足などで夏バテを起こしていれば、精力増強も上手くいきません。
 食欲がないのであれば、サプリメントによる栄養補給は有効な手段になるのではないでしょうか。
 マルチビタミンやマルチミネラルの摂取をおすすめします。

 また、食物繊維は体全体のバランスをとる役割を担っています。
野菜と海藻を多めにとってみてください、カリウムの補給にもなりますし、即効性は有りませんが、長い目で見て精力増強にとって非常に重要なことだと思います。



          体力づくりと精力増強

 アメリカでは、体力づくりと精力増強にエゾウコギ(シベリア人参)に人気があります。

 エゾウコギはロシア(旧ソ連)が研究にかなり力を入れていたハーブで、オリンピック代表の運動選手が体力強化に使い、多くの好成績をおさめたことで注目を集め、いまだにアメリカではエクササイズなどの体力強化剤として人気を保っています。

 日本でも一時人気がありましたが、品質にばらつきがあり、有効成分であるeleutherosidesの含有量が殆どないものなどが出回り、今では一部の健康ドリンクに使われている程度で人気は薄いようです。
 アメリカの製品はeleutherosidesの含有量を保証しているものが多く、日本製のものよりも薬効は期待できると思います。

 エゾウコギ(シベリア人参)は、もちろん体力強化だけでなく、精力増強やインポテンツの改善、疲労回復作用や抗酸化作用など、かなり幅広い範囲での効果が期待されています。



        朝鮮人参(高麗人参)で精力増強 1

 今、アメリカでは自然志向のユーザー達が、精力増強に漢方とアーユルベーダ(インド伝統医学)を注目しています。

 アメリカでのサプリメント志向は根強く、全人口の50%にもあたる1億2000万人が何かしらのサプリを摂っているそうです。
 天然モノと合成モノで効力に違いのあるものは、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEとビタミンC(ビタミンP)だけだと言われています。
 これ以外のサプリメントの場合、価格的パフォーマンスだけで考えても問題ないと思います。

 多くのユーザーは、価格的なパフォーマンスで合成モノのビタミンを摂っているようですが、自然・天然モノ志向の方達が支持するものに、漢方でよく使われる朝鮮人参(高麗人参)が精力増強で人気あります。

 朝鮮人参(高麗人参)の薬効は大変多く、主に精力増強、免疫力UP、体力強化で使われることが多いようです。

 天然モノは生育環境に左右されやすく、有効成分の含有量が一定していないので、アメリカ製のサプリメントのように、有効成分の含有量を保証しているものを、サプリメントとしてお摂りになることをお奨めします。


       朝鮮人参(高麗人参)で精力増強 2

 朝鮮人参(高麗人参)の有効成分は知られているだけでもかなりありますし、まだ未解明な部分も多く残しています。
 しかしながら、精力増強ではその使用には数千年の歴史がありますし、奥の深い漢方薬ですね。

 有効成分として知られている中で、最も有効とされるものにジンセノサイドがあります。

 免疫力アップでもご紹介しましたが、ジンセノサイドにはたんぱく質を合成するリボソーム(細胞の構成要素)を活性化する働きがあります。
 リボソームがうまく働けば、精巣のようなタンパク質を大量に合成する器官は元気になってきます。
 つまり、精力増強の効果が期待できるというわけです。

 リボソームについても少し詳しくご説明します。
食事よりとられた肉や魚などのタンパク質はアミノ酸に分解され、それぞれ必要な場所に必要なだけ血液によって運ばれます。
 そして、細胞内に取り込まれてから、リボソームによってタンパク質に組み立てられます。
 リボソームがうまく働かなければ、いくら肉や魚を食べてもタンパク質は作られませんから精力減退やインポテンツ、貧血や虚弱体質などの症状が出てきます。

 昔の人はジンセノサイドという成分は知りませんでしたが、その効果については熟知していて、さまざまな治療に使われてきました。
 朝鮮人参(高麗人参)は、それだけ実績のある漢方薬であるわけですから、是非、精力増強にお役立て下さい。



        アストラガルスで精力増強

 中国では料理にも使われている、漢方薬のアストラガルスは、アメリカでは精力増強があるとして、強壮剤として男性に人気があります。

 アストラガルスはマメ科の植物の根で、精力増強や滋養強壮、免疫力の強化や疲労回復などにも効果が期待されています。
 天然モノのアストラガルスは、生育環境に左右されやすく、有効成分の含有量が一定していないので、アメリカ製のサプリメントのように有効成分の含有量を保証しているものをお奨めします。



     健康食品における強壮と強精の表示の違い

 日常、何気なく使われている言葉で、詳しく問いただされると意外と曖昧な認識しか持っていない単語というのはよくあります。
 精力増強と言われれば、迷うことはありませんが、サプリメントの表示でよく使われる精力剤と強壮剤などは、意外と曖昧な認識しか持っていない方が多いのではないでしょうか?

 強壮サプリメントとは、精力増強やタンパク質の合成能力を高め、免疫抗体などを作りやすくしてくれるサプリメントです。
 朝鮮人参(高麗人参)、エゾウコギ(シベリア人参)、ビタミンB群と特にパントテン酸(ロイヤルゼリー)、亜鉛、良質の必須アミノ酸、ビタミン・ミネラル全体などが挙げられます。
 もっとも、タンパク質の合成能力を上げれば、自然と精力剤としての効果にもつながるわけですが・・・・

 では、その強壮剤や精力剤とはいかなるものでしょうか?
 簡単にいってしまうと、強壮のなかでも、精子を作る能力をアップさせるものに特化したもの、精力増強などを言います。
 ヨヒンベ、ダミアナ、スッポン、トナカイの角などが有名です。
このほか朝鮮人参(高麗人参)やエゾウコギ(シベリア人参)なども入れて差し支えないと思います。

 そのあたりのサプリメントを選ばれる時は、精力増強目的の場合は精力剤を、滋養目的の場合は強壮剤と、うまく選り分けて使うのが、より効果的に元気になる方法だと思います。



善玉菌サプリメントで免疫力をアップしてインフルエンザ予防 5

 最近、善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)などの腸内細菌を体のために役立てよう(免疫力アップや美容、健康など様々な面で)という、プロバイオテックスという考え方が、多くの識者や企業によって広められつつあります。

 某乳酸菌系飲料企業でも、プロバイオテックスのCMを流してます。

 プロバイオテックスといいますと、何となく新しいと思ってしまいますが、実際は1930年代に、ある医学者によって提唱されています。

 日本の厚生労働省は、今でもその戦前の理論によって国民の健康事業を推し進めていますが、世界のプロバイオテックスの流れは、だいぶ換わってきているようです。

 善玉菌といって、すぐに思い浮かべるのは、ビフィズス菌です。

 でも、実際ビフィズス菌を善玉菌として取り扱っている国は、日本とドイツしかありません。

 まだまだ多くの実験が必要な段階ですが、ある種のビフィズス菌は大腸ガンを引き起こす物質を産生しているのではないか、という疑いがあります。

 ビフィズス菌などの仲間を乳酸菌といいまして、乳酸を分泌して腸内環境を正常化するとして昔から善玉菌として取り扱ってきました。

 実際に、乳酸によって腸内を正常に保つ働きに関しては間違いありませんし、そういう意味では善玉腸内細菌といっても良いのだと思います。

 しかし、前述したように、大腸ガンを引き起こす疑いのある物質を出す腸内細菌を、世界の各国は善玉菌から外しました。

 世界的に認められている善玉菌は、乳酸桿菌(にゅうさんかんきん)の仲間であるアシドフィルス菌が代表的です。

 この善玉菌は永い年月をかけて、悪玉菌優勢となった腸内環境を、再び善玉菌優勢にかえることで、悪玉菌の産生する硫化水素やアミン、スカトール、インドールなどの有害なタンパク質分解物質が腸内から吸収されるのを防ぎます。

 これら、悪玉菌の産生する有害物質は、体内に吸収されると、免疫機能を低下させたり、発ガン物質に換わったりと、かなりの悪さをします。

 逆に、アシドフィルス菌などの善玉腸内細菌は、自己免疫力アップをさせる働きがありますので、インフルエンザや風邪などのウィルス性の病気に対して、非常に有効に働いてくれます。

 ここ最近、鳥インフルエンザの問題なども多く、近いうちに新種のインフルエンザが猛威を振るうのではないかと予測されています。

 是非、このプロバイオテックスを駆使して、免疫力アップをはかって病気に罹りにくい体を手に入れてください。



 免疫力アップにお勧めのサプリメント
亜鉛サプリメント
免疫力アップに必要な胸腺の機能を高める。高齢者向け
ビタミンCサプリメント
活性酸素を抑制し免疫力アップ
ビタミンB群
免疫細胞を増やして免疫力アップ
腸まで届く善玉菌12
免疫力アップに関係する白血球を増やす
エキナセア
アメリカで免疫力アップに最も人気のハーブ


風邪の季節に免疫力アップに飲むミネラル

 最近の研究ではセレンによってHIV(エイズ)ウィルスの感染を低くするという研究が行われています。

 多くの動物実験によっても、セレンを不足させた餌で飼育したラットは、セレンを十分に与えられたラットよりも、風邪などのウィルス性の疾患に罹る確率が高く、また罹ってからも、その疾患の進行が早く完治に時間がかかったそうです。

 セレンは抗酸化により生活習慣病を防いだり、免疫力アップ作用によりウィルス感染を防いだりと健康面で役に立つミネラルです。

 ただし、ミネラルですので摂りすぎは過剰症につながります。
��DA(米国食品医薬品局)や米国健康食品ユニオンでは1日50~200mcgの摂取を奨めています。

 ビタミンやミネラルなどの基準摂取量については「ビタミンやミネラルの摂取量」をご覧下さい。

 私たちの体の中には、体外から侵入したウィルスやバクテリアなどの外敵から、体を守る免疫システムがあります。

 主に血球と抗体が中心となってウィルスなどを攻撃します。
 その方法はB細胞(リンパ球)が体内を見回り、ウィルスなどの外敵を発見すると、抗体を作るように指示を出し、その抗体と白血球などが外敵を駆除します。

 その免疫システムの中心的な役割をするものが胸腺という器官です。
外敵を駆除するための、相手の認識や攻撃方法の選択、攻撃命令などを出すいわば司令官のような役割りをしています。

 体質や生活習慣による違いは有りますが、この胸腺は25歳を過ぎる頃から、少しずつ萎縮していきます。
そのため、年齢を重ねるほど免疫システムが弱くなっていきます。

 その胸腺の萎縮を防ぐミネラルが亜鉛です。
 最近、風邪などを引きやすくなっている方は、免疫力が低下してきていえるのかもしれませんので、是非亜鉛サプリメントを試して免疫力アップをはかっていただきたいと思います。

免疫力アップにお勧めのサプリメント
亜鉛サプリメント
免疫力アップに必要な胸腺の機能を高める。高齢者向け
ビタミンCサプリメント
活性酸素を抑制し免疫力アップ
ビタミンB群
免疫細胞を増やして免疫力アップ
腸まで届く善玉菌12
免疫力アップに関係する白血球を増やす
エキナセア
アメリカで免疫力アップに最も人気のハーブ


免疫力アップで風邪を防ぐ為にできること

 代表的な風邪ウィルスは初めは扁桃腺や鼻や口の粘膜や繊毛に取り付き増殖していきます。

 体の免疫力が正常に働いている場合、鼻から入ったウィルスは鼻の中の粘膜がこのウィルスを洗い流すために粘液を分泌し、繊毛がウィルスを外へ外へ押し出すために働きます。

 しかし、ストレスや栄養不足、寝不足などにより、免疫機能が落ちている場合、この繊毛が乾燥してしまい、うまく動くことができずに、鼻の中でウィルスの増殖を許してしまうのです。

 ストレスは外的な要因で発生することが知られており、免疫力の低下など、様々な問題を起こしますが、マルチビタミンやミネラルなどの栄養補給によりかなりの部分を防ぐことが可能です。

 ストレスに対抗するためにヒトは抗ストレスホルモンというものを分泌するのですが、このホルモンは、ビタミンB群の1つであるパントテン酸とビタミンB12を原料として使用します。

 また、多くのミネラルがストレスにより失われることが知られています。
 カルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウムなどがあります。

 その他にも、量的には少ないですが、あらゆるビタミンやミネラルが失われることが判っており、これらを十分に補給できないと、免疫機構の弱体化を引き起こし、ウィルスなどによる疾病を引き起こす原因となります。

 アメリカでは、ストレスによる免疫力の低下を防ぐためにマルチビタミンなどをとり免疫力アップをしています。

 最近電車の中の人を見ても、鼻で呼吸をせず口で呼吸をする方が非常に増えてきています。

 口という器官は、本来呼吸をする器官ではありませんので、ウィルスに対する防御機構があまり発達していません。

 体の免疫力が正常に働いている場合、口から入ったウィルスは鼻の場合と同様、ノドの粘膜によって上へ上へ押し上げられ、痰などと一緒に体外へ排泄されます。

 しかし、鼻ほどは防御機構が発達していません。

 また、口呼吸を続けることで、ノドの粘膜の乾燥を引き起こし、ウィルスの体外への排泄機構がうまく働かなくなってしまいます。

 鼻や口から侵入した少量のウィルスは、それぞれの防御機構によって撃退されるのが常ですが、ストレスや栄養不足、寝不足など体の免疫力が正常に働いてない場合(体調が悪いときなど)、そのままウィルスの侵入を許してしまいます。

 風邪は鼻と口から侵入した後、胃腸内で繁殖を続け、全身にまわって風邪症状を引き起こすのですが、通常、胃酸や消化酵素によって消化・滅菌されてしまいます。

 それがどうして胃腸内で繁殖を続けることができるのでしょうか。

 その理由は、アレルギーの発症ともリンクするのですが、日本人は、昔からの食生活の関係で、タンパク質(肉類)を消化するための消化酵素の分泌が少ない方が多く、口腔などより入ってくる異種タンパク(花粉や夏風邪ウィルスもその1つです)などを消化できず、胃腸内への侵入と繁殖を許してしまうのです。

 今、アレルギーの治療の最前線では、腸内環境と消化能力の改善というテーマで様々な実験が行なわれていて、かなりの成果を上げています。

 その実験の内容は、悪玉菌や夏風邪ウィルスなどの繁殖を防ぐための善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)の繁殖を促し、小腸に異種タンパク(花粉や夏風邪ウィルスなど)が到達する前に、消化酵素で消化してしまうという方法です。

 特に、消化酵素で口腔より侵入してきた夏風邪ウィルスを消化して滅菌してしまうという方法は、夏風邪を防ぐのには非常に有効です。

 ストレスや疲労などによって免疫力だけでなく、消化機能が衰えている方は、ブロメラインというたんぱく質を消化する酵素や、たんぱく質、脂質、炭水化物などを消化する総合消化酵素を食後に摂取することで、夏風邪ウィルスの侵入と繁殖を防いで免疫力アップを図ってみてはいかがでしょうか?

 また、特にストレスは腸内環境を悪くするといわれていますので、善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)と食物繊維を摂って、腸内環境を改善することも、免疫力アップの1つの方法です。

免疫力アップにお勧めのサプリメント
亜鉛サプリメント
免疫力アップに必要な胸腺の機能を高める。高齢者向け
ビタミンCサプリメント
活性酸素を抑制し免疫力アップ
ビタミンB群
免疫細胞を増やして免疫力アップ
腸まで届く善玉菌12
免疫力アップに関係する白血球を増やす
エキナセア
アメリカで免疫力アップに最も人気のハーブ


快眠と不眠に効くサプリメント

 日本では、5人に1人の割合で不眠症に悩まされているというデータがあり、不眠症まではいかないまでも、睡眠が苦痛と感じている人の割合は、確実に増えています。

 ストレスや栄養不足によるホルモン異常で不眠症に罹っている方も、増えているそうです。

 脂肪燃焼と若々しさの要である成長ホルモンは、空腹時の睡眠中に分泌されるので、不眠は健康だけでなくダイエットカロリーコントロールや美容の敵でもあります。


           眠りのホルモン

 メラト二ンは、米国において睡眠導入剤として非常に人気の高い商品です。ただし、合成ホルモンの一種なので、安全性に疑問を呈する識者も少なからずいます。

 こうしたマイナスを唱える栄養学者の考え方に賛同していることと、日本では医薬品カテゴリに分類されていることから、医師の監督下で使用するべきものだと考えてられています。

 ヒトは眠りにつく場合、脳内でメラト二ンを生成します。そのメラト二ンが血液循環によって身体全体に行き渡り、身体機能を低下させるため、ヒトは活動を停止して就寝します。

 メラト二ンを経口で摂る以外にも、ビタミンB12やバランスの取れたビタミンB群を摂ることで、体内でのメラト二ンの生成を活発にすることができます。
 不眠症の方は、一度試されてみてはいかがでしょうか?

不眠解消と安眠のために意識して摂りたいサプリメント
ビタミンB群
セントジョーンズワート
パントテン酸




         快眠サプリメントの現状

 カバカバというサプリメントは、睡眠導入剤としての効果を発揮します。

 カバカバは、南太平洋のポリネシアで、酒の代用として何百年も使われてきた芋の根から抽出された成分です。その芋の根の部分に存在するカバラクトーンは、GABA(自然に存在するアミノ酸結合体)の合成をアップさせます。GABAは脳が合成する神経伝達物質の1つで、人を落ち着ける効果があります。

 このリラックス効果が人気を呼び、アメリカやヨーロッパでは、多くの人が睡眠導入剤として使用しています。

 カバカバより安全な、セントジョーンズワートや「精神のビタミン」と呼ばれるビタミンB群が、快眠の役に立ちます。


活性酸素の問題点と抗酸化サプリメント

 最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

 活性酸素には大まかに分けて5種類あります。
 スーパーオキシドイオン、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素、過酸化脂質です。

 体内に取り入れられた酸素のうち、約2%が活性酸素になります。これらの活性酸素の生成の抑制と分解を行うのが、抗酸化剤(抗酸化サプリメント)とよばれるものです。

 それぞれの活性酸素に効く抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は決まっていますので、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化剤(抗酸化サプリメント)が使い分けられます。

 また、抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は、混合的に摂取することによってその効果は倍増します。

 抗酸化サプリメントには、摂りすぎると疲労感や筋力低下を起こすものがあります。その摂取量には個人差がありますので、少ない量からお試しください。


  抗酸化カクテルという抗酸化サプリメントで活性酸素抑制

 今、最も注目されているのが、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドなどの抗酸化剤(抗酸化サプリメント)です。

 抗酸化剤と呼ばれる栄養素は、活性酸素の種類によって使い分けられるため、かなりの種類が存在します。

 それらを使い分けるのは大変ですし、前項でもお話しましたように抗酸化剤は混合的に摂取することで効果が倍増しますので、ひとつの商品で すべての活性酸素を除去できる抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は便利な存在といえるでしょう。

 ワイル博士の提唱するレシピに則ったこの抗酸化サプリメントは、多くのメーカーがパテントを購入して製品化しており、今でも高い人気を誇っています。

活性酸素の除去のために意識して摂りたい抗酸化サプリメント
ベータカロチン(ビタミンA)
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
コエンザイムQ10(CoQ10)
ケルセチン
αリポ酸(アルファリポ酸)
アントシアニン
イチョウ葉エキス
ピクノジェノール
��OD食品




     脳を活性酸素の攻撃から守るための抗酸化剤

 脳は、ヒトの器官の中でも、とりわけ脂質の多い器官です。
 身体の代謝によって発生する活性酸素は脂質を酸化させることが多く、それが血管内で起これば動脈硬化の原因になりますし、脳で起これば脳機能の低下が起こります。脳の脂質が酸化すると、リポフスチンという老化色素が生まれます。この老化色素が脳に沈着すると、脳の機能を低下させます。

 脳は、先にも書きましたが非常に脂質の多い器官です。この脂質の多い器官で働ける抗酸化剤は限られます。

 最も有名なのは、ビタミンEです。ビタミンEはそれ自体が油ですから、脂質の中に入り込むことができます。つまり、脳の中に入り込み、活性酸素がやってくると、自分の電子を渡し、脳の脂質の酸化を未然に防いでくれるのです。

 また、ビタミンE自体に血流を良くする働きがありますので、脳に酸素がいきわたり、記憶力や集中力だけでなく、精神的な能力も高めてくれるでしょう。

 ビタミンEを摂るときは、できるだけビタミンC(ビタミンP)も一緒に摂取することをおすすめします。
相乗効果により、より効果的に活性酸素の害を防ぎます。



    赤ワイン効果(アントシアニン)で活性酸素除去

 フレンチ・パラドクスという言葉を耳にしたことはありませんか?
一時期、かなり新聞や雑誌をを賑わせた言葉です。

 フランス料理はバターや生クリーム、獣肉類を多用するため、それを常食しているフランス人には、本来であれば心臓疾患や脳疾患などの生活習慣病が非常に多いはずであるのに、同じような食事を摂っているアメリカ人と比べて、その生活習慣病にかかる割合は、たったの20%しかありません。この不思議な現象を、「フレンチ・パラドクス(フランスの矛盾)」と呼ぶようになったのです。

 そして、多くの研究者たちが、この不思議な現象について調べて見たところ、フランス人が愛する赤ワインに秘密があることが解りました。
ご存知の方も多いと思いますが、赤ワインはブドウの皮と種を一緒に醸造して作ります。このブドウの皮と種に、非常に強い活性酸素を抑制する効果があり、活性酸素が発病の原因の1つといわれている生活習慣病や、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギーが、フランス人に非常に少なくなっていたのです。

 最近では、その赤ワイン効果の抗酸化剤(抗酸化サプリメント)もさらに詳しく研究され、かなりの数の今まで知られていなかった抗酸化剤の存在が確かめられつつあります。

 中でも、特に注目を集めているのが、アントシアニンという物質です。

 フランスでは、アントシアニンの強い活性酸素抑制効果が、生活習慣病の予防や治療、またアトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギーの改善に効果が認められるということで、医薬品として認可されています。

 今では多くの研究者が、このアントシアニンに着目して研究を進めていて、健康上、非常に大きな成果を収めるのではないかという期待が寄せられています。

 このアントシアニンを多く含むものとしては、ブドウ種子エキスがあります。


ガン予防サプリメント

 ガン予防で大切なことは、食品添加物や農薬、環境汚染物質を摂取しないことです。しかし私たち現代人は、それらのものを遠ざけるのは、現実的には非常に困難な状況で生活しています。

 環境汚染から体を守るには、食物繊維とデトックス効果(解毒作用)のあるサプリメントが有効との報告があります。


 また、最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

 活性酸素の生成抑制や活性酸素の中和を行なうのが、抗酸化物質(抗酸化剤)とよばれるものです。

 活性酸素にはいくつかの種類があり、それぞれの活性酸素に効く抗酸化物質は決まっていますので、ビタミンやミネラルなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化物質が使い分けられます。

 自然治癒力をUPさせるためには、食事の改善とマルチビタミン等の栄養補給が有効との報告があります。

生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンB群
ビタミンC(ビタミンP)
��PAとDHA(オメガ3)
アントシアニン
プロポリス
ビタミンE
ベータカロチン(ビタミンA)
��SM(有機硫黄)(コラーゲン生成促進)
アシドフィルス菌
キトサン
アルファルファ(食物繊維)


糖尿病予防サプリメント

 糖尿病予防で大切なことは、過食を避けることと肥満の防止です。
また、ストレスや不規則な生活は大敵です。食事の量は腹八分目に、たんぱく質と脂質と糖質のバランスに気をつけて、十分なビタミンやミネラルを摂りましょう。

 食物繊維は生活習慣病予防の鍵を握りますので、多めに摂ってください。

 運動も糖尿病予防の重要なファクターのひとつです。
軽くて良いですし、どうしてもイヤな日はお休みしても良いので、とにかく継続的な運動を、日常生活に取り入れるようにしましょう。

 最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

 活性酸素の生成抑制や活性酸素の中和を行なうのが、抗酸化物質(抗酸化剤)とよばれるものです。

 活性酸素にはいくつかの種類があり、それぞれの活性酸素に効く抗酸化物質は決まっていますので、ビタミンやミネラルなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化物質が使い分けられます。

 ストレス耐性をつけるための栄養補給も重要です。「精神のビタミン」と呼ばれるビタミンB群をおすすめします。

 自然治癒力をUPさせるためには、食事の改善とマルチビタミン等の栄養補給が有効との報告があります。

 糖尿病予防が期待できるサプリメントとしては、アメリカでは大豆レシチンや食物繊維、カルニチン、クロムサプリメント(クロミウム)、タウリン、コエンザイムQ10(CoQ10)などに人気があります。

生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンB群
カリウム
マグネシウム
カルシウム
大豆レシチン
ビタミンE
ベータカロチン(ビタミンA)
アシドフィルス菌
タウリン
��PAとDHA(オメガ3)
イチョウ葉エキス
クルクミン(秋ウコン)
キトサン
コエンザイムQ10(CoQ10)
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)(月見草オイル)
リコピン
アルファルファ(食物繊維)
カルニチン
クロムサプリメント(クロミウム)



コレステロールの抑制サプリメエント

 ある程度の年齢に達した方は、コレステロール自体の摂取を控え、コレステロールが血管内にこびり付くのを防ぐのが大切との報告があります。

 しかし、コレステロールは体にとって必要な物質でもあります。

 コレステロールはホルモン分泌や細胞構成に関わる他、健康維持の上でたくさんの重要な役割を持っています。

 アメリカでは、ビタミンC(ビタミンP)の摂取でコレステロールの血管沈着が防げたとの報告があります。

 ただただコレステロールの摂取を控えるのではなく、もっと積極的に栄養補給でコレステロールを味方にかえる方法が研究されています。

 また、最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

 活性酸素の生成抑制や活性酸素の中和を行なうのが、抗酸化物質(抗酸化剤)とよばれるものです。

 活性酸素にはいくつかの種類があり、それぞれの活性酸素に効く抗酸化物質は決まっていますので、ビタミンやミネラルなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化物質が使い分けられます。

 自然治癒力をUPさせるためには、食事の改善とマルチビタミン等サプラメントの栄養補給が有効との報告があります。

 コレステロール値の抑制が期待できるサプリメントとしては、アメリカでは食物繊維やカルニチン、タウリン、ググル(血中脂質抑制ハーブ)などに人気があります。

生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンB群
カリウム
マグネシウム
カルシウム
大豆レシチン
ビタミンE
ベータカロチン(ビタミンA)
アシドフィルス菌
タウリン
��PAとDHA(オメガ3)
イチョウ葉エキス
クルクミン(秋ウコン)
キトサン
コエンザイムQ10(CoQ10)
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)(月見草オイル)
リコピン
アルファルファ(食物繊維)
カルニチン
ググル(血中脂質抑制ハーブ)



活性酸素対策サプリメント

  活性酸素は、大まかに分けて5種類あります。

スーパーオキシドイオン、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素、過酸化脂質です。

ヒトはもともと活性酸素を抑える機構(SOD)を体の中に持ちますが、年齢を重ねていくとその機能は落ちてゆきます。

平均的なところでは25歳がピークといわれ、それ以降は下降の一途をたどります。

そこで、体内にSODと同じ機能を持つ抗酸化物質を摂り入れると、体の酸化をある程度食い止めてくれます。

ビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドなどを抗酸化物質と呼び、それらは協力して活性酸素を撃退します。

つまり、抗酸化物質は混合的に摂取することによって、その効果は何倍にもなるのです。

抗酸化物質は活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化剤が使い分けられるため、かなりの種類が存在します。


生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
ビタミンB群
セレン
亜鉛
lシステイン
コエンザイムQ10(CoQ10)
ケルセチン
αリポ酸(アルファリポ酸)
アントシアニン
イチョウ葉エキス
クルクミン(秋ウコン)
ピクノジェノール
��OD



食物繊維でコレステロール値を減らす

 食物繊維コレステロールの腸からの吸収を抑制する働きがあるため、血液中のコレステロール量を減らす作用も期待できます。

 高コレステロール値状態が続くと、動脈硬化や高脂血症、糖尿病、胆石症の原因となります。

 食物繊維を摂ることで、これらの生活習慣病と呼ばれる厄介な病気を遠ざけることができます。ぜひ、積極的に食物繊維を食生活に取り入れてください。

 食物繊維の摂取量は、食事の洋食化により年々減少する傾向があります。

 昭和22年には22.4gだった食物繊維の摂取量が、平成元年になると25%も減少しています。この傾向は、最近でもまだ続いていて、一番新しい資料を見ると、なんと13gにまで減っているのです。

 日本の厚生労働省の示す食物繊維の理想摂取量は26g、世界的には30gの摂取が理想とされているのに、半分以下という状態なのです。


        食物繊維でコレステロール値を減らす

 1970年代のアメリカで起こったことが、今の日本に起きつつあります。
 そのころのアメリカで何が起こったかというと 生活習慣病、特に動脈硬化を発端とする心臓病や高血圧、虚血性脳疾患(脳梗塞)が非常に増え、国の根幹を揺るがすような社会問題となりました。

 FDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚生省のような機関)は、アメリカ国民に食物繊維の摂取を奨励し、その結果、今では動脈硬化に端を発する疾患の多くを減らすことができました。

 健康を維持するのに必要な食物繊維の量は、少なくとも25gといわれています。

 食物繊維と聞くと、野菜や果物を思い浮かべる方が多いと思いますが、野菜や果物は水分が多く、食事による摂取程度では、実は思っているほど摂れていないのです。

 アメリカでは、食事では摂りきれない栄養素を、サプリメントで補うのが常識になっています。

 今でもアメリカには食物繊維信仰のようなものがあり、そういったサプリメントが数多く製造され、大量に売れ続けています。

 これらのサプリメントは、動脈硬化を治すというよりは、健康な人たちが今の健康を維持するための手段として用いているようです。

 食物繊維には水溶性と不溶性の2種類があり、特に水溶性食物繊維がコレステロールを減らす作用があり、ペクチンやグルコマンナン、アルギン酸などがその作用が強いといわれています。

 また、不溶性食物繊維にも、腸内を掃除し、発ガン物質や環境ホルモン(内分泌かく乱物質)などを体外に排泄する働きがあります。

 食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく摂ることをおすすめします。


生活習慣病(成人病)予防サプリメント

 生活習慣病は長い年月をかけて密かに体を蝕んでいきます。表面に症状が出てくる頃には、かなり進行している場合が多く、生命の危険にさえつながりかねない病気です。

 生活習慣病の予防で一番大切なことは、まず定期検診をきちんと受けることです。

 また、病に侵されにくい体を作るために、自然治癒力を回復し、免疫機能を活性化することも重要です。活性酸素の抑制と中和も重要です。

 それから、生活習慣病は遺伝的要因や体質に依存することもありますので、家族で罹患している人がいる場合は、注意されたほうが良さそうです。

 生活習慣病の予防と改善には、全体的に食生活の改善が重要で、特に食物繊維の大量摂取が有効とされています。

 ペクチンは植物性の食物繊維で、シリカ(ケイ素)を多く含みます。

シリカ(ケイ素)はコラーゲンを束ねて結合組織を強化します。 シリカ(ケイ素)が不足すると、爪が割れやすくなる、髪が抜けやすくなる、皮膚がたるむ、腱や血管が弱くなるなど、健康や美容の上で様々な問題が起こります。

 DHAは、コレステロールや中性脂肪を減らし、脳卒中や認知症(痴呆)、虚血性心臓疾患、高血圧、動脈硬化、大腸炎、高脂血症、皮膚炎の予防と改善など、様々な効果が期待されています。

 EPAは、血液をサラサラにして血管を拡張する働きにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、高血圧を予防する効果が期待されています。

 キトサンは甲殻類からとれる動物性食物繊維です。キトサンは腸内の善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を活性化させ増殖を助け、血中の悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果が期待されています。

 肩こりや不眠症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性疾患、抜け毛、白内障、更年期障害、腰痛、神経痛、痛風、高脂血症、高血圧、糖尿病、肝臓病など、さまざまな症状の改善に効果が期待されています。

 これは、キトサンが体の自然治癒力を改善してくれるためで、免疫機能を高めて病気に罹りにくい体を作る助けとなる効果が期待されています。

 ググル(血中脂質抑制ハーブ)はインド伝統医学のアーユルヴェーダで使われるハーブ薬で、血液中の中性脂肪の過剰を防ぐ薬として、インドでは昔から使われてきました。

 口内炎は生活習慣病の代謝異常の1つの症状として出ることがあります。ご注意ください。


動脈硬化予防サプリメント

 動脈硬化予防で大切なことは、肥満防止と軽い運動、ストレスをためない、喫煙しないなどがあります。

動脈硬化は他の生活習慣病と深く関わっていて、それらの生活習慣病が動脈硬化を引き起こしますし、動脈硬化が他の生活習慣病を引き起こす原因ともなります。

食生活では、塩分を控えめにして、カリウムの豊富な野菜類を多く摂りましょう。

また、動物性脂肪とコレステロールの摂取を控え、お酒や甘いものなども極力控えてください。

最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

活性酸素の生成抑制や活性酸素の中和を行なうのが、抗酸化物質(抗酸化剤)とよばれるものです。

活性酸素にはいくつかの種類があり、それぞれの活性酸素に効く抗酸化物質は決まっていますので、ビタミンやミネラルなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化物質が使い分けられます。

自然治癒力をUPさせるためには、食事の改善とマルチビタミン等の栄養補給が有効との報告があります。

動脈硬化が進行した人の動脈には、健康な人の1/14しかシリカ(ケイ素)が含まれていないとの報告もあります。

ペクチンは植物性の食物繊維で、シリカ(ケイ素)を多く含みます。
シリカ(ケイ素)はコラーゲンを束ねて結合組織を強化します。 シリカ(ケイ素)が不足すると、爪が割れやすくなる、髪が抜けやすくなる、皮膚がたるむ、腱や血管が弱くなるなど、健康や美容の上で様々な問題が起こります。

動脈硬化予防が期待出来るサプリメントとしては、アメリカではコエンザイムQ10(CoQ10)や大豆レシチン、食物繊維、カルニチン、ペクチン、ググル(血中脂質抑制ハーブ)などに人気があります。


生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンB群
カリウム
マグネシウム
カルシウム
大豆レシチン
ビタミンE
ベータカロチン(ビタミンA)
アントシアニン
アシドフィルス菌
タウリン
��PAとDHA(オメガ3)
アルファルファ
イチョウ葉エキス
クルクミン(秋ウコン)
キトサン
コエンザイムQ10(CoQ10)
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)(月見草オイル)
リコピン
亜鉛
セレン(200-300mcg)
亜麻仁油(フラックスシードオイル)
キノコエキス(霊芝(レイシ)やマイタケ、シイタケなど)
シリカ(ケイ素)
ヨード(ヨウ素)
朝鮮人参(高麗人参)
食物繊維
カルニチン
ペクチン
ググル(血中脂質抑制ハーブ)



高血圧予防サプリメント

 高血圧予防で大切なことは、動脈硬化を防ぎ、食塩を摂りすぎないことです。

マグネシウムとカルシウムには血管を弛緩させる効果があり、摂取したナトリウムを排泄するためにはカリウム(1日2g-10g位)が有効との報告があります。

ただしカリウムは、肝臓や心臓、腎臓、副腎皮質に疾患をお持ちの方は摂取を控えてください。

また、最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

活性酸素の生成抑制や活性酸素の中和を行なうのが、抗酸化物質(抗酸化剤)とよばれるものです。

活性酸素にはいくつかの種類があり、それぞれの活性酸素に効く抗酸化物質は決まっていますので、ビタミンやミネラルなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化物質が使い分けられます。

ストレスは血圧を上げるので、ストレス耐性をつけるための栄養補給も重要でしょう。「精神のビタミン」と呼ばれるビタミンB群をおすすめします。

自然治癒力をUPさせるためには、食事の改善とマルチビタミン等の栄養補給が有効との報告もあります。


生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンB群
カリウム
マグネシウム
カルシウム
大豆レシチン
ビタミンE
ベータカロチン(ビタミンA)
アシドフィルス菌
タウリン
��PAとDHA(オメガ3)
イチョウ葉エキス
クルクミン(秋ウコン)
キトサン
コエンザイムQ10(CoQ10)
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)(月見草オイル)
リコピン
アルファルファ(食物繊維)
カルニチン
ペクチン
ググル(血中脂質抑制ハーブ)



動脈硬化を防ぐビタミンC

 動脈硬化は、血液中の血清脂質(コレステロールや中性脂肪)が活性酸素によって酸化されて起こります。

 ですから、血清脂質の高い人は、当然その数値を下げる必要があります。

 まず、食事制限の必要があります。脂肪の多い食事を減らし、暴飲暴食や不規則な生活などの生活習慣も改める必要があります。

 コレステロールと中性脂肪は、どちらかが増えると、もう片方も増えるという性質があります。

 ビタミンC(ビタミンP)には、肝臓での胆汁酸の合成を促進する働きがあります。

 胆汁酸はコレステロールを原料として作られますので、ビタミンCを多く摂ればコレステロール値が下がり、中性脂肪値(トリグリセライド)も下がり、それだけ動脈硬化の危険を防ぐことができます。

 胆汁酸は余ると腸壁から吸収され、再びコレステロールに戻ってしまう性質がありますが、ビタミンCと一緒にキトサンを摂れば、腸内で胆汁酸を吸着し、腸壁からの再度の吸収を防ぐことができます。

 また ビタミンC(ビタミンP)は万能の抗酸化剤といわれ、活性酸素対策の中心的な存在です。

 ビタミンCは水に溶けやすく、しかも熱や光に弱いため、食品中のビタミンCは調理の段階でほとんどが失われてしまいます。

 ぜひ、サプリメントで補給していただきたいビタミンです。ビタミンCは、1日2g~5gくらいの量を、数回に分けて摂ることをおすすめします。


動脈硬化を防ぐビタミンE

 ビタミンEは、一般的にビタミンEと呼ばれている人工的に作りやすいアルファ-トコフェロールの他に、ベータ-トコフェロール、ガンマ-トコフェロール、デルタ-トコフェロールなどがあります。

 ビタミンEは単独で摂取するよりも、ビタミンE群として摂取した方が、より効果的に効果をあらわします。

 ビタミンEは老化防止のビタミンといわれ、脂質や細胞の酸化を防ぎ、血管壁を守ります。

 動脈硬化のはじまった人でも、ビタミンEで血管壁を守り血流を良くすることで、虚血性疾患を防ぐ道はひらけます。

 また、ビタミンEは凶悪な活性酸素に自らの電子を渡すことで、活性酸素を普通の酸素に戻すのですが、その時に、ビタミンEは電子を失ったことで自分自身が不安定な状態となり、脂質などから電子を奪い取り、酸化させようとします。

 その時、不安定なビタミンEに電子を差し出すのが、ビタミンC(ビタミンP)です。ですから、ビタミンEはビタミンCと一緒に摂取しなければ、逆に害を及ぼす可能性もるのです。

 電子を奪われたビタミンCは、他の脂質などを傷つける前に、尿に溶け込んで排泄されます。

 もし、ビタミンEを摂るのであれば、必ずビタミンCも一緒に摂取してください。


動脈硬化を防ぐビタミンA

 カロチン類の中では、圧倒的にベータカロチン(ビタミンA)が有名です。

 ベータカロチンには強い抗酸化作用があることが知られていますが、ベータカロチンは本当はカロチノイドと呼ばれる抗酸化物質の1つで、実はベータカロチンより抗酸化作用の強いアルファカロチンや、リコピンやルテイン、アスタキサンチン、フィトエンなどのキサントフィル類、などなど、様々なものがあります。

 これらのカロチノイドやキサントフィル類は、ベータカロチン(ビタミンA)だけを摂ったときの害を防いでくれますので、できるだけベータカロチンだけでなく、総合的に摂る必要があります。

 ベータカロチンを含むほとんどの天然の食品には、通常はカロチノイドとして複合的に含まれています。

 最近では、化学的に合成しやすいベータカロチンだけを摂るのではなく、カロチノイドとしての複合的な抗酸化作用を期待して、天然の食品からカロチノイド類を抽出・濃縮したサプリメントが人気です。

 これらの抗酸化作用を持つ様々なビタミンは、常に身体の中にあるように心がけてください。

 ただし、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEは過剰症がありますので、使用量を守って使ってください。

 男性では30代から徐々に、女性では閉経後に、急激に動脈硬化の危険が増します。

 できるだけ、毎年健康診断やバイタルチェックを受けて、血中脂質の量や血管の傷み具合を把握しておいてください。

 動脈硬化はすべての生活習慣病の元凶といってもいい病気です。しかし、動脈硬化は予防方法の研究が多くされていて、予防は可能な病気でもあります。

 兆候の出てきた時には手遅れなことの多い生活習慣病を防ぐのであれば、動脈硬化を防ぐのがいちばん簡単です。


リコピンでガン予防

 最近、テレビや雑誌で活性酸素の害についてふれられる機会が増えています。活性酸素は、人が罹る病気の90%の病気に関係して、その多くが活性酸素の害で発症するとの実験結果も多数存在します。

 ビタミンC(ビタミンP)ビタミンEなどは、かなり前から抗酸化剤としての効果をうたわれてきましたが、最近ではビタミンAの前駆体であるベータカロチン(ビタミンA)の仲間で、リコピンという抗酸化サプリメントが注目を集めています。

 野菜や果物に含まれる赤い色素がリコピンです。 リコピンはトマトに多く含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。


           リコピンでガン予防

 トマトを多く食べる地方では、ガンの発症が少ないという統計があります。実際、血中のリコピンの濃度が高い人は、ガンに罹りにくいという研究結果もあるそうです。

 リコピンはベータカロチン(ビタミンA)の2倍、ビタミンEの100倍の活性酸素除去能力があり、アメリカではガンなどの生活習慣病を防ぐだけでなく、美肌スキンケアなどの美白サプリメントとして、女性に大いに人気があります。

 このトマトに含まれるリコピンは、やはりトマトに多く含まれるビタミンAの仲間であるカロチノイドと一緒に摂取することで、より強力な抗酸化力を発揮し、ガンを予防したり、お肌や体の各組織を老化から救ってくれる効果が期待されています。

 このリコピンとカロチノイドの組み合わせに、ビタミンC(ビタミンP)とビタミンEを加えれば、最強の抗酸化サプリメントになります。
リコピンやベータカロチンなどのビタミンA類とビタミンCとビタミンEは、お互いの弱点を補い合い、いくつもの相乗効果を生み出すので、ぜひ一緒に摂るようにしてください。アメリカでは、ビタミンエース(ACE)なんて言い方もします。


脂肪肝の予防

 肝臓は代謝機能の中心的存在で、複雑で活発に活動しているため、ビタミンミネラルを大量に消費しています。

 特にビタミンB群、中でもビタミンB6ビタミンB15(パンカミン酸)が不足すると、脂肪肝になりやすいといわれています。また、ビタミンB群の仲間のコリンとイノシトールは、「抗脂肪肝ビタミン」といわれ、脂肪の流れを良くします。大豆レシチンは脂肪の代謝を良くするので、これらも有効です。

 ベータカロチン(ビタミンA)ビタミンEは、脂肪肝から肝硬変や肝ガンに移行する肝臓の変性を防いでくれます。

 肝臓の解毒作用にはビタミンC(ビタミンP)やビタミンB群が、
肝細胞の再生には亜鉛やセレンが、それぞれ有効です。
ビタミンDも肝臓の代謝に必要とされています。

 肝臓を構成する良質のたんぱく質やバランスの取れたアミノ酸サプリメントもおすすめです。直接には肝臓とは関係ありませんが 食物繊維は体全体のバランスを整える役割を担っています 健康には必須な要素ですので できるだけ意識してとるようにしてくださいアルコールは ビタミンB群を失わせますので ビタミンB群の摂取を行ってください

生活習慣病のために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン
必須アミノ酸のサプリメント
ビタミンB群
大豆レシチン
コリンとイノシトール
ビタミンE
ビタミンC(ビタミンP)
抗酸化剤(抗酸化サプリメント)
セレン
アルファルファ(食物繊維)



血糖値を下げるサプリメント

 糖尿病まではいかないけれども、血糖値が高くて困っている方は、かなり多いようです。

 高血糖状態は糖の代謝異常の1つで、体内で糖分をうまく使うことができずに、血中の糖分が高い数値を示します。糖尿病と診断確定されない程度の高血糖状態は決して病気ではありませんし、自覚症状もありませんが、健康上問題が無い訳ではありません。半健康状態と言っていいと思います。
 高血糖状態の方の身体の中では、今、何が起こっているんでしょうか?

 すい臓が血糖値を下げるために、フル回転でインスリンを分泌しているんだと思います。
 インスリンの大量分泌ですい臓が疲弊し、糖尿病などの大きな問題となる前に、今の時点で何らかの手段を打つ必要があります。

 糖尿病は厄介な病気で、尿検査だけでは明確に発見できない場合が多く、アメリカでは大きな問題になっています。ハッキリとした兆候が出た時にはすでに遅く、長期の療養を強いられるケースが多々見られます。

 血糖値が高いからといって、即、糖尿病に結びつくわけではありませんが、今の時点で舵を目一杯に切らなければ、健康という船はなかなか進路を変えてはくれません。

 糖尿病の発症は、遺伝的体質に左右される場合もありますが、一般的には生活習慣(飲酒や過食、偏食、喫煙、不規則な生活などなど)によって引き起こされます。これが生活習慣病と呼ばれる由縁です。
 生活習慣を変えるには多くの苦痛を伴いますが、血糖値を正常に戻すためには、サプリメントの摂取よりも大切なことです。

 血糖値を下げる効果が期待されているサプリメントを挙げていきます。

 ビタミンC(ビタミンP)はインスリンの作用を高めるため、少量のインスリンで多くの糖を処理できるようになり、すい臓の疲弊を防ぎます。インスリンの分泌も助けますので、1日数回に分けて、3~5gの摂取をおすすめします。

 食物繊維を食事に取り入れることは、腸管からの糖分の吸収を緩やかにして、血糖値が急激に上がることを防ぎます。食物繊維は、水溶性から不溶性までの様々な種類の食物繊維を摂ってください。

 ビタミンB群は、糖の代謝を良くして処理を進め、血糖値を下げます。また、ビタミンB群の中のビタミンB-3(ナイアシン)とビタミンB-6は、インスリンの合成を促進します。

 クロムサプリメント(クロミウム)は、ビタミンB-3と一緒になって、インスリンの分泌のために働いています。

 マンガンは、インスリンの合成のために働いています。

 ビタミンEは、すい臓のベータ細胞の活性を高め、すい臓の疲弊を防ぎます。ビタミンEにこの働きを期待する場合は、1日400~800IU摂ってください。

 コエンザイムQ10(CoQ10)は、身体全体の細胞のミトコンドリア(ブドウ糖からATPを作り出す)を活性化して、身体にブドウ糖を大量に消費させる助けをします。

 カリウムは、ブドウ糖の処理を促進したり、肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に変えたりして、満腹時と空腹時の血糖値を安定させる働きをします。

 亜鉛は、新陳代謝を活発にして、身体全体の細胞分裂を促し、細胞を新生させますので、疲れたすい臓や肝臓の再生に役立ちます。また、細胞分裂には多くのATPが使われますので、ブドウ糖の消費が促進します。
 半健康状態は、全体的な栄養の摂取で改善する必要があります。マルチビタミンをおすすめします。


動脈硬化を防ぐビタミンサプリメント

 動脈硬化は、血液中の血清脂質(コレステロールや中性脂肪)が活性酸素によって酸化されて起こります。
 ですから、血清脂質の高い人は、当然その数値を下げる必要があります。
 まず、食事制限の必要があります。脂肪の多い食事を減らし、暴飲暴食や不規則な生活などの生活習慣も改める必要があります。

 次に、身体の中を正常に戻す必要があります。
コレステロールと中性脂肪は、どちらかが増えると、もう片方も増えるという性質があります。
 ビタミンC(ビタミンP)には、肝臓での胆汁酸の合成を促進する働きがあります。胆汁酸はコレステロールを原料として作られますので、ビタミンCを多く摂ればコレステロール値が下がり、中性脂肪値(トリグリセライド)も下がり、それだけ動脈硬化の危険を防ぐことができます。

 胆汁酸は余ると腸壁から吸収され、再びコレステロールに戻ってしまう性質がありますが、ビタミンCと一緒にキトサンを摂れば、腸内で胆汁酸を吸着し、腸壁からの再度の吸収を防ぐことができます。
また ビタミンC(ビタミンP)は万能の抗酸化剤といわれ、活性酸素対策の中心的な存在です。

 ビタミンCは水に溶けやすく、しかも熱や光に弱いため、食品中のビタミンCは調理の段階でほとんどが失われてしまいます。ぜひ、サプリメントで補給していただきたいビタミンです。ビタミンCは、1日2g~5gくらいの量を、数回に分けて摂ることをおすすめします。

 活性酸素とは、本来8個の電子をもっている酸素原子が7個しか電子を持っていない状態のものを言います。呼吸で吸い込む酸素の2パーセントが、この活性酸素に変わるといわれています。

 活性酸素は、電子が1個足りないことで不安定になっている自分を正常な状態に戻すために、自分の周囲にあるもの、例えば脂質などから電子を奪おうとします。電子を奪われた脂質(過酸化脂質)は、血液中にあれば血管壁にこびり付き、お互いが重なり合うことで血管を塞ごうとします。

 ビタミンEは、一般的にビタミンEと呼ばれている人工的に作りやすいアルファ-トコフェロールの他に、ベータ-トコフェロール、ガンマ-トコフェロール、デルタ-トコフェロールなどがあります。ビタミンEは単独で摂取するよりも、ビタミンE群として摂取した方が、より効果的に効果をあらわします。

 ビタミンEは老化防止のビタミンといわれ、脂質や細胞の酸化を防ぎ、血管壁を守ります。

 動脈硬化のはじまった人でも、ビタミンEで血管壁を守り血流を良くすることで、虚血性疾患を防ぐ道はひらけます。
また、ビタミンEは凶悪な活性酸素に自らの電子を渡すことで、活性酸素を普通の酸素に戻すのですが、その時に、ビタミンEは電子を失ったことで自分自身が不安定な状態となり、脂質などから電子を奪い取り、酸化させようとします。

 その時、不安定なビタミンEに電子を差し出すのが、ビタミンC(ビタミンP)です。ですから、ビタミンEはビタミンCと一緒に摂取しなければ、逆に害を及ぼす可能性もるのです。

 電子を奪われたビタミンCは、他の脂質などを傷つける前に、尿に溶け込んで排泄されます。
もし、ビタミンEを摂るのであれば、必ずビタミンCも一緒に摂取してください。


動脈硬化を防ぐビタミンサプリメント

 カロチン類の中では、圧倒的にベータカロチン(ビタミンA)が有名です。ベータカロチンには強い抗酸化作用があることが知られていますが、ベータカロチンは本当はカロチノイドと呼ばれる抗酸化物質の1つで、実はベータカロチンより抗酸化作用の強いアルファカロチンや、リコピンやルテイン、アスタキサンチン、フィトエンなどのキサントフィル類、などなど、様々なものがあります。

これらのカロチノイドやキサントフィル類は、ベータカロチン(ビタミンA)だけを摂ったときの害を防いでくれますので、できるだけベータカロチンだけでなく、総合的に摂る必要があります。

ベータカロチンを含むほとんどの天然の食品には、通常はカロチノイドとして複合的に含まれています。最近では、化学的に合成しやすいベータカロチンだけを摂るのではなく、カロチノイドとしての複合的な抗酸化作用を期待して、天然の食品からカロチノイド類を抽出・濃縮したサプリメントが人気です。


動脈硬化を防ぐビタミン

これらの抗酸化作用を持つ様々なビタミンは、常に身体の中にあるように心がけてください。
ただし、ベータカロチン(ビタミンA)ビタミンEは過剰症がありますので、使用量を守って使ってください。

男性では30代から徐々に、女性では閉経後に、急激に動脈硬化の危険が増します。
できるだけ、毎年健康診断やバイタルチェックを受けて、血中脂質の量や血管の傷み具合を把握しておいてください。

動脈硬化はすべての生活習慣病の元凶といってもいい病気です。しかし、動脈硬化は予防方法の研究が多くされていて、予防は可能な病気でもあります。

兆候の出てきた時には手遅れなことの多い生活習慣病を防ぐのであれば、動脈硬化を防ぐのがいちばん簡単です。
ある程度の年齢に達した人は、動脈硬化の予防を実践してみてください


朝鮮人参(高麗人参)で精力増強

 今、アメリカでは自然志向のユーザー達が、精力増強に漢方とアーユルベーダ(インド伝統医学)を注目しています。

 アメリカでのサプリメント志向は根強く、全人口の50%にもあたる1億2000万人が何かしらのサプリを摂っているそうです。

 天然モノと合成モノで効力に違いのあるものは、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEとビタミンC(ビタミンP)だけだと言われています。

 これ以外のサプリメントの場合、価格的パフォーマンスだけで考えても問題ないと思います。

 多くのユーザーは、価格的なパフォーマンスで合成モノのビタミンを摂っているようですが、自然・天然モノ志向の方達が支持するものに、漢方でよく使われる朝鮮人参(高麗人参)が精力増強で人気あります。

 朝鮮人参(高麗人参)の薬効は大変多く、主に精力増強、免疫力UP、体力強化で使われることが多いようです。

 天然モノは生育環境に左右されやすく、有効成分の含有量が一定していないので、アメリカ製のサプリメントのように、有効成分の含有量を保証しているものを、サプリメントとしてお摂りになることをお奨めします。


 朝鮮人参(高麗人参)の有効成分は知られているだけでもかなりありますし、まだ未解明な部分も多く残しています。

 しかしながら、精力増強ではその使用には数千年の歴史がありますし、奥の深い漢方薬ですね。

 有効成分として知られている中で、最も有効とされるものにジンセノサイドがあります。

 ジンセノサイドにはたんぱく質を合成するリボソーム(細胞の構成要素)を活性化する働きがあります。

 リボソームがうまく働けば、精巣のようなタンパク質を大量に合成する器官は元気になってきます。

 つまり、精力増強の効果が期待できるというわけです。

 リボソームについても少し詳しくご説明します。

 食事よりとられた肉や魚などのタンパク質はアミノ酸に分解され、それぞれ必要な場所に必要なだけ血液によって運ばれます。

 そして、細胞内に取り込まれてから、リボソームによってタンパク質に組み立てられます。

 リボソームがうまく働かなければ、いくら肉や魚を食べてもタンパク質は作られませんから精力減退やインポテンツ、貧血や虚弱体質などの症状が出てきます。

 昔の人はジンセノサイドという成分は知りませんでしたが、その効果については熟知していて、さまざまな治療に使われてきました。

 朝鮮人参(高麗人参)は、それだけ実績のある漢方薬であるわけですから、是非、精力増強にお役立て下さい。


精力増強サプリメント 精力増強の問題点

 コンビニや薬局では、精力増強などのドリンク剤が大きな売上をしめているようです。
これはどういうことでしょうか?

 加齢に伴う体力の衰えばかりではなく、最近では若年層(小学生までも!)が疲労感を覚えているそうです。
 そのほとんどが社会的なストレスからくる疲労感だといわれています。

 滋養強壮や精力増強というと、体力を考えがちですが、実は精神的な部分が大きく影響を与えているとの報告があります。
つまり、強壮剤と精力剤とは、体の面からと精神的な面からのアプローチが必要です。

 精力増強を妨げるものに疲労があります。

 疲労を感じるという原因の一つにビタミンやミネラルの不足が考えられます。
 また、酸っぱいものを摂取することでクエン酸回路を正常な状態にすれば、糖代謝がうまくいき疲労物質が体に溜まるのを防ぎ精力増強に役立ちます。

 食物繊維は体全体の栄養バランスを整えるのに、重要な働きをしています。
 クエン酸回路はカルニチンやαリポ酸(アルファリポ酸)の摂取によって活発にエネルギーを作れることが判っていますので、疲れていると感じられる方はサプリメントとして摂取してみてください。


意識して摂りたい疲労回復・精力増強のサプリメント
精力剤、
強壮剤、
亜鉛、
エゾウコギ(シベリア人参)、
朝鮮人参(高麗人参)



パントテン酸の精力増強効果について

 パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)はある種の補酵素(コエンザイム)の原料となり、糖質、脂質、たんぱく質を代謝(体が使うという意味)しているので、精力増強などで体がそれらの栄養素を使うときには必須のビタミンです。

 パントテン酸はホルモンバランスを調え、性的能力を高めることができますので、精力増強としてもおすすめです。

 皆さんが良くご存知のロイヤルゼリーの精力増強の効果は、パントテン酸を多く含むためともいわれています。

 パントテン酸滋養強壮剤や精力剤をご併用いただくのもおすすめです。



          体力づくりと精力増強

 アメリカでは、体力づくりと精力増強にエゾウコギ(シベリア人参)に人気があります。

 エゾウコギはロシア(旧ソ連)が研究にかなり力を入れていたハーブで、オリンピック代表の運動選手が体力強化に使い、多くの好成績をおさめたことで注目を集め、いまだにアメリカではエクササイズなどの体力強化剤として人気を保っています。

 日本でも一時人気がありましたが、品質にばらつきがあり、有効成分であるeleutherosidesの含有量が殆どないものなどが出回り、今では一部の健康ドリンクに使われている程度で人気は薄いようです。

 アメリカの製品はeleutherosidesの含有量を保証しているものが多く、日本製のものよりも薬効は期待できると思います。

 エゾウコギ(シベリア人参)は、もちろん体力強化だけでなく、精力増強やインポテンツの改善、疲労回復作用や抗酸化作用など、かなり幅広い範囲での効果が期待されています。

          


健康食品における強壮と強精の表示の違い

 精力増強と言われれば、迷うことはありませんが、サプリメントの表示でよく使われる精力剤強壮剤などは、意外と曖昧な認識しか持っていない方が多いのではないでしょうか?

 例えば、風邪をひいた時にはどちらを選んだらよいのでしょうか?

 強壮サプリメントとは、精力増強やタンパク質の合成能力を高め、免疫抗体などを作りやすくしてくれるサプリメントです。
 朝鮮人参(高麗人参)、エゾウコギ(シベリア人参)、ビタミンB群と特にパントテン酸(ロイヤルゼリー)、亜鉛、良質の必須アミノ酸、ビタミン・ミネラル全体などが挙げられます。
 もっとも、タンパク質の合成能力を上げれば、自然と精力剤としての効果にもつながるわけです。

 強壮のなかでも、精子を作る能力をアップさせるものに特化したもの、精力増強などを言います。
ヨヒンベ、ダミアナ、スッポン、トナカイの角などが有名です。
 このほか朝鮮人参(高麗人参)やエゾウコギ(シベリア人参)なども入れて差し支えないと思います。

 サプリメントを選ばれる時は、精力増強目的の場合は精力剤を、滋養目的の場合は強壮剤と、うまく選り分けて使うのが、より効果的に元気になる方法だと思います。


不眠対策のためのサプリメント

 今、日本では、5人に1人の割合で不眠症に悩まされているというデータがあり、不眠症まではいかないまでも、睡眠が苦痛と感じている人の割合は、確実に増えています。

 ストレスや栄養不足によるホルモン異常で不眠症に罹っている方も、増えているそうです。

 脂肪燃焼と若々しさの要である成長ホルモンは、空腹時の睡眠中に分泌されるので、不眠は健康だけでなくダイエットカロリーコントロールや美容の敵でもあります。


            眠りのホルモン 

 メラト二ンは、米国において睡眠導入剤として非常に人気の高い商品です。ただし、合成ホルモンの一種なので、安全性に疑問を呈する識者も少なからずいます。

 こうしたマイナスを唱える栄養学者の考え方に賛同していることと、日本では医薬品カテゴリに分類されていることから、医師の監督下で使用するべきものです。
 

 ヒトは眠りにつく場合、脳内でメラト二ンを生成します。そのメラト二ンが血液循環によって身体全体に行き渡り、身体機能を低下させるため、ヒトは活動を停止して就寝します。

 メラト二ンを経口で摂る以外にも、ビタミンB12やバランスの取れたビタミンB群を摂ることで、体内でのメラト二ンの生成を活発にすることができます。

 不眠症の方は、一度試されてみてはいかがでしょうか?

不眠解消と安眠のために意識して摂りたいサプリメント
ビタミンB群
セントジョーンズワート
パントテン酸



          快眠サプリメントの現状

 カバカバというサプリメントは、睡眠導入剤としての効果を発揮します。

 カバカバは、南太平洋のポリネシアで、酒の代用として何百年も使われてきた芋の根から抽出された成分です。

 その芋の根の部分に存在するカバラクトーンは、GABA(自然に存在するアミノ酸結合体)の合成をアップさせます。

 GABAは脳が合成する神経伝達物質の1つで、人を落ち着ける効果があります。
 このリラックス効果が人気を呼び、アメリカやヨーロッパでは、多くの人が睡眠導入剤として使用しています。

 これだけ使用実績が長く、得られる効果も安全で高いサプリメントはそうそう無いのですが、残念ながら肝機能に異常をきたした例が報告されています。

 カバカバより安全な、セントジョーンズワートや「精神のビタミン」と呼ばれるビタミンB群が、きっとあなたの快眠のお役に立てると思います。


アンチエイジング(老化防止)サプリメント  老化の問題点

 遥か昔からヒトは老化現象をコントロールしようとさまざまなことを試みてきました。

 今でも世界各国では、アンチエイジングという考え方に基づき、盛んに実験が繰り返され、少しでも加齢を遅らせようとさまざまな研究が行なわれています。

 そして、その弛まぬ研究の成果が、少しずつではありますが実を結び始めています。

 加齢を避けることは不可能ですが、今では食事の改善やサプリメントによる栄養の補給、適度な運動などによって、老化の進行を遅らせることができるようになってきました。

 また、老化に伴うさまざまな病気も、予防の研究が行われています。

 キトサンは甲殻類からとれる動物性食物繊維です。キトサンは腸内の善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を活性化させ増殖を助け、血中の悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果が期待されています。

 肩こりや不眠症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性疾患、抜け毛、白内障、更年期障害、腰痛、神経痛、痛風、高脂血症、高血圧、糖尿病、肝臓病など、さまざまな症状の改善に効果が期待されています。

 これは、キトサンが体の自然治癒力を改善してくれるためで、免疫機能を高めて病気に罹りにくい体を作る助けとなる効果が期待されています。


 ペクチンは植物性の食物繊維で、シリカ(ケイ素)を多く含みます。

 シリカ(ケイ素)はコラーゲンを束ねて結合組織を強化します。

 シリカ(ケイ素)が不足すると、爪が割れやすくなる、髪が抜けやすくなる、皮膚がたるむ、腱や血管が弱くなるなど、健康や美容の上で様々な問題が起こります。

 高齢者の骨が弱くなるのは、ケイ素の不足と関係があると指摘する報告もあります。

 動脈硬化の進行した人の動脈には、健康な人の1/14しかケイ素が含まれていないとの報告もあります。

 DHAは健脳食とも呼ばれ、脳や神経組織に多く存在し、それらの発育や機能維持に重要な役割を果たしています。

 コレステロールや中性脂肪を減らし、脳卒中や認知症(痴呆)、虚血性心臓疾患、高血圧、動脈硬化、大腸炎、高脂血症、皮膚炎の予防と改善など、様々な効果が期待されています。

 EPAはオメガ3系の多価不飽和脂肪酸でIPAとも呼ばれています。血液をサラサラにして血管を拡張する働きにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、高血圧を予防する効果が期待されています。

 また、慢性関節炎などの炎症性疾患の症状改善にも効果があることが知られています。


老化と白内障

 白内障は主に活性酸素(一重項酸素)によって引き起こされますので、スーパールテインなどの抗酸化サプリメントを中心に、眼球の保水作用を上げるためにコンドロイチンやDHA、ヒアルロン酸を摂ってみてください。

 また、カルシウム不足が原因で白内障が発症する場合もありますので、高齢の方は骨粗しょう症(骨粗鬆症)の予防と改善も兼ねて、カルシウムの補給を心がけましょう。

 カルシウムの摂取量は、一日1g~1.5gを目安にしてください。また、この時、ビタミンC(ビタミンP)を1日3回1gずつ摂ってみてください。


   アンチエイジングのために意識して摂りたいサプリメント

 マルチビタミン、大豆レシチン、ビタミンB群、ビタミンC(ビタミンP)、ビタミンB群、キトサン、グルコサミンとコンドロイチン、スピルリナ、セレン、EPAとDHA(オメガ3)、ベータカロチン(ビタミンA)、アントシアニン、プロポリス、タウリン、カリウム、カルシウム(カルシウム不足で白内障になる人もいる)


老化と骨粗しょう症(骨粗鬆症)

 骨粗しょう症(骨粗鬆症)は、年齢の影響だけではなく、ムリなダイエットカロリーコントロールや偏食によって、若年層の骨密度が低下する傾向もあります。

 骨粗しょう症(骨粗鬆症)は何よりも予防が大切ですが、サプリメントの摂取によってあらゆる年齢層で骨密度の改善が報告されています。

 ただし、カルシウムマグネシウムなどのミネラル類は過剰症の恐れがありますので、「理想とするビタミンミネラルの摂取量」で、ビタミンやミネラルの一般的な摂取量と過剰摂取量を必ずチェックしてください。

 砂糖の摂りすぎはカルシウムの排泄を促しますから、できるだけ控えてください。

 軽い運動に適度な日光浴、たんぱく質の摂取にサプリメントによる栄養補給をおすすめします。

 ペクチンは植物性の食物繊維です。ペクチンに多く含まれるシリカ(ケイ素)は、人にとって必須性が明らかになりつつある元素のひとつで、コラーゲンを束ねて結合組織を強化します。

 シリカ(ケイ素)が不足すると、爪が割れる、髪が抜ける、皮膚がたるむ、腱や血管が弱くなるなど、健康と美容の両面でイロイロと問題が起こります。

 骨粗しょう症(骨粗鬆症)の方の骨が弱くなるのは、シリカ(ケイ素)の不足と関係があると指摘する報告もあります。



  アンチエイジングのために意識して摂りたいサプリメント

 カルシウム、マグネシウム、亜鉛、MSMサプリメント(コラーゲン)、グルコサミンとコンドロイチン、必須アミノ酸のサプリメント、鉄分、ベータカロチン(ビタミンA)、ペクチン、マルチビタミン


高齢者のサプリメント栄養補給について

 アメリカでは、高齢者が栄養補助食品を利用することで、健康を維持しようという傾向があります。

 特に人気があるのは、マルチビタミンを筆頭に、イチョウ葉エキス、ノコギリヤシ、DHEA、総合消化酵素です。

 ただ、高齢者の場合、それぞれの生活習慣で長く生きていますから、必要とする栄養素(欠乏している栄養素)は人それぞれ違うのが普通で、「このサプリメントが良い」という指標を、示しにくいのが現状です。

 一般的には、65歳を過ぎるとビタミンミネラルはそれまでの人生以上に必要となってきます。

 特にカルシウムやマグネシウム、鉄分、ビタミンC(ビタミンP)、ビタミンB群などは不足しがちです。

 高齢者の場合、特定の不調に対応するというよりは、全般的な健康のために 抗酸化サプリメントや総合的なマルチビタミンやマルチミネラルの需要が高くなっています。

 また、野菜や海藻類などの食物繊維は、健康維持に必要不可欠です咀嚼の問題等で摂取を控えている方は、煮てもすりつぶしても全く効果は変わりません。

恐ろしい無症候性脳梗塞について1

 無症候性脳梗塞という言葉はあまり耳にする機会は無いと思います。
無症候性脳梗塞とは、発症しているのに自覚症状のまったく無い脳梗塞のことを言います。

 通常、脳梗塞というと大きな血管が詰まって脳組織に広い範囲で大きなダメージを与え、時には生命の危険さえ起こしかねない病気です。

 しかし無症候性脳梗塞は、極細い血管が詰まって脳組織の狭い範囲にしかダメージを与えないため、本人にはまったく自覚がありません。

 現在、50代の方のうち5人に1人が無症候性脳梗塞に罹っているといわれています。専門家は、30代になったら気をつけるべきであるとしています。

 無症候性脳梗塞自体はそれほど深刻な病気ではありませんが、それに伴って脳血管性痴呆症が発生しやすくなるという事実は非常に重要です。

 認知症(痴呆)は、今や14人に1人の方が罹るといわれています。30年後には、10人に1人が罹るともいわれています。

 この先の人生で、ご家族や周囲の方々に迷惑をかけないよう、若いうちから予防することが大切です。

 認知症(痴呆)は無症候性脳梗塞だけが原因ではありませんが、少しでもその可能性を低くできるならば、予防するべきだと思いませんか?

 まず予防の第1歩は、血中のコレステロールや中性脂肪の値を低くすることから始めます。

 血中の中性脂肪とコレステロールが高い人は、俗に言う「ドロドロ血」といわれています。血中に余分なものが入るため、血液の粘度が上がり、特に細い血管で血流が悪くなります。その血行不良が脳の組織にダメージを与えます。


恐ろしい無症候性脳梗塞について2

 無症候性脳梗塞の原因を改善・解消し、無症候性脳梗塞の予防に繋がることが期待されているサプリメントをご紹介します。

 実際にアメリカの医療現場で使われ、確かな実績を挙げているものも含まれています。

 DHAは不飽和脂肪酸のひとつで、血中のコレステロールや中性脂肪を減らすことで、血流を良くします

 EPAは不飽和脂肪酸のひとつで、血液をサラサラにし、血管を拡張します。

 イチョウ葉エキスには、血流を促進させる働きがあります。毛細血管を丈夫にしたり、コレステロールを減らします。
 
 キトサンは、コレステロールの元となる胆汁を腸管内で吸収し、体外に排出します。

 タウリンは、肝機能を向上させて、効率よくコレステロールを処理できるようにします。

 ググル(血中脂質抑制ハーブ)はハーブ薬で、血液中のコレステロールや中性脂肪の過剰を防ぎます。

 カルニチンは中性脂肪の除去を促進します。アメリカではかなり人気があります。

 クロムサプリメント(クロミウム)は、中性脂肪やコレステロールの値を正常にします。

 ガルシニアHCAは、血中コレステロールを減らします。

 通常の食品ですが、海藻類は水溶性の食物繊維であるアルギン酸が豊富ですので、腸管内でコレステロールの吸収を妨げます。

 お腹の掃除や便秘の改善、コレステロール値の改善など、プラスに働くことが多いので、積極的に食生活に取り入れましょう。


腸の老化が健康に与える影響1

 昔から「老化は腸から始まる」と言われてきましたが、このセンテンスが正しかったことが、最近になって証明されてきています。

 腸の老化とは、大腸で悪玉菌善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)に対して優勢になることをいい、多くの意味で身体全体の老化を引き起こす原因といわれています。

 腸内には300種類くらいの腸内細菌がいます。それらは、いわゆる善玉菌と悪玉菌に分類され、40代を境に善玉菌優勢の腸内環境が、悪玉菌優勢に換わるといわれています。

 ただし、肉食中心の生活を送っている方は、若年層でも悪玉菌優勢になっている場合が多いようです。

 悪玉菌はアンモニアや硫化水素などの有害物質を作り出し、便秘やニキビなどの肌トラブル、免疫機能の低下などを引き起こします。

 その他には、悪玉菌が作り出した発ガン物質が大腸がんを引き起こす原因になったり、その発ガン物質を大腸から吸収し、血管を通って全身を蝕む危険性も報告されています。


腸の老化が健康に与える影響2

 最近、日本人に大腸がんが非常に増えています。科学者の中には、30年前のアメリカと状況が良く似ていると、警告を発する方もいます。

 1970年代にアメリカでは、生活習慣病が蔓延して大腸がんがかなり増えたそうです。

 アメリカ合衆国上院はこのことを憂慮して、マクガバン委員会という生活習慣病対策の専門委員会を作りました。

 この委員会が調査し、出した結論は「生活習慣病は食源病である」ということでした。

 中国でも、昔から「医食同源」といって、食医という内科医や外科医よりも上の位の食事により病気を防ぐ医者がいました。

 現在の日本の食事をみると、1970年代のアメリカのそれに非常に近くなってきていると感じます。

 ファストフードや砂糖たっぷりの清涼飲料水、食物繊維を摂らずに肉食中心の食生活、ストレスたっぷりの社会生活・・・・

 現在日本では、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群)などの生活習慣病の流行が懸念されていますが、腸を労わり腸内環境を正常化することが、ひいては生活習慣病を予防することにもつながることが、アメリカでの研究により証明されつつあります。


腸の老化が健康に与える影響3

 日本人は、過去数千年にわたる食生活から、腸の長さが欧米人よりも10~20%長いといわれています。

 農耕民族である日本人は、野菜や穀類、木の実などの消化しにくい食物繊維を中心に摂取してきましたから、肉食中心の欧米人よりも腸が長くなったと考えられています。

 欧米人は、消化の良い肉類を中心に食べ続けてきましたから、腸を労わるために自然と腸の長さが短くなったのでしょう。腸の長さが短ければ、消化の終わった肉類のカスが腐敗する前に、早めに体外に排泄できるからです。

 その欧米でさえ、1970年代には大腸がんが蔓延するほどの事態に陥ったわけですが、今、腸の長い日本人が、欧米人と同じ生活を送ればどうなるかは、火を見るより明らかです。




腸の老化が健康に与える影響4

 腸が老化する原因は、大別すると以下の3点が挙げられます。

 腸の炎症 
 腐敗便
 悪玉菌の優勢

 つまり、腸内環境を正常化して腸を若返らせ、生活習慣病を予防するには、この3つの原因を取り除けばいいわけです。

 これらの原因を取り除くには、やはり食生活を見直すことから始めなければならないでしょう。

 腸の老化と便秘はイコールではありませんが、便秘の方は気をつけたほうが良いでしょう。

 腸を老化させる原因さえ解ってしまえば、対処はカンタンです。

 腸の炎症を防ぐには、EPAとDHA(オメガ3)が有効との報告があります。これらは炎症を起こすホルモンの生成過程を阻害する働きにより身体の各部の炎症を防いだり、血流を良くすることで組織の充血を防ぐという方法でも炎症を防ぎます。

 肉食中心の食生活を見直し、魚を多く食べることでも、ある程度は解決できます。

 腐敗便を腸内に溜めないようにするには、野菜類などの不溶性食物繊維を意識して摂りましょう。

 不溶性食物繊維は、便のカサを増やすことで早く排便するようにしてくれます。また、腸内に住む善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)のエサとなるため、善玉菌が増えて悪玉菌の繁殖を抑制してくれます。

 悪玉菌を減らすには、先にも書きましたが、まずは善玉菌を増やしてやることです。善玉菌はそれ自体を経口摂取するか、時間はかかりますがエサとなるオリゴ糖や食物繊維を摂取することで増やしてやることができます。

 ただ、経口摂取する場合、ヨーグルトなどに含まれるビフィズス菌などは、胃酸によってほとんどが死滅してしまい、腸内にたどり着いても腸壁との相性の問題でそのまま排泄されてしまうという報告もあります。

 当ショップが扱う腸まで届く善玉菌12のように、カプセルに胃酸対策を施して、腸まで生きて届けられるようにした善玉菌サプリメントも出回っていますので、ご活用ください。

 ビタミンB群のひとつで、飲む日焼け止めとして名高いPABA(パラアミノ安息香酸)には、善玉菌を増やす働きが認められています。

 今、肉食中心の食生活から、野菜中心の食生活に切り替える時がきているのではないでしょうか?


脳を活性酸素の攻撃から守る

 脳は、ヒトの器官の中でも、とりわけ脂質の多い器官です。

 身体の代謝によって発生する活性酸素は脂質を酸化させることが多く、それが血管内で起これば動脈硬化の原因になりますし、脳で起これば脳機能の低下が起こります。

 脳の脂質が酸化すると、リポフスチンという老化色素が生まれます。この老化色素が脳に沈着すると、脳の機能を低下させます。

 脳は、先にも書きましたが非常に脂質の多い器官です。この脂質の多い器官で働ける抗酸化剤は限られます。

 最も有名なのは、ビタミンEです。ビタミンEはそれ自体が油ですから、脂質の中に入り込むことができます。

 つまり、脳の中に入り込み、活性酸素がやってくると、自分の電子を渡し、脳の脂質の酸化を未然に防いでくれるのです。

 また、ビタミンE自体に血流を良くする働きがありますので、脳に酸素がいきわたり、記憶力や集中力だけでなく、精神的な能力も高めてくれるでしょう。

 ビタミンEを摂るときは、できるだけビタミンC(ビタミンP)も一緒に摂取することをおすすめします。

 相乗効果により、より効果的に活性酸素の害を防ぎます。


年輩の方の健康管理はエキナセアがおすすめ

 エキナセアはアメリカの先住民族が伝統的に使ってきたハーブです。彼らはエキナセアを経口摂取することで、歯痛やのどの痛みの解消、風邪や伝染病の予防や治療などに使ってきました。

 また、外用としては、ヘビや毒虫に噛まれたり刺されたりしたときに、傷口に塗布していたようです。

 エキナセアは、主に身体の自然治癒力を高めることで、ウィルスなどが身体に侵入してきた時に免疫機能を最大限に発揮できるようにしてくれる効果が期待されています。

 また、エキナセアには、ウィルスなどの外敵自体を弱める働きがあります。エキナセアによって弱ったウィルスは、免疫力の上がった免疫機構に打ち勝つことはできません。

 できれば、病気の治療目的としてだけではなく、普段から常用することで自然治癒力を高めてください。

 エキナセアは、アメリカでは多くの家庭に常備され、広く使われているハーブですし、伝統的に使われてきていますので、安全性は問題ありません。

 また、ドイツでは国をあげて数百種類のハーブについての研究を行ってきて、この研究成果をコミッションEというレポートとして発表しています。

 その中で、エキナセアについては多くの報告がなされ、ドイツの医薬品局は、エキナセアの効能を認め、医薬品として認知しました。
その他、ヨーロッパの他の多くの国も、医薬品や医薬部外品として採用しています。

アルツハイマー病を防ぐために必要なミネラル

 アルツハイマー病に関係の深いと予測されるミネラルに、アルミニウムがあります。(100%原因が特定されてはいません)

 日本では、アルミニウムに関する法的な使用制限がなく、缶ジュースや食器、スプーン、行平鍋、アルミホイルなど、様々な形でアルミニウムが使われています。

 アルミニウムやその化合物中には、食品添加物などの着色料として認められているものまであり、アメリカの法的な使用制限からみると、だいぶ立ち遅れているようです。

 その自衛策として、アルマイト加工が施されているアルミニウム食器を用いたり、加工が施されていないアルミニウムでできた日常用品には、充分気をつけることが必要です。

 有用なミネラルや一部のアミノ酸、食物繊維を摂取することで、アルミニウムの吸収を防いだり、吸収してしまったアルミニウムなどの有害ミネラルを排出できることが解っています。

 元素表というものを一度はご覧になられたことがあると思います。理科の授業で使う水素から小さい順に並べた表のことです。(皆さん、恐怖の元素表を暗記させられませんでしたか?

 その表の縦のラインには、同じような性質をもつ元素が並べられるのですが、アルミニウムの列を見てみると、カルシウムやマグネシウムが一緒に並んでいます。

 これがどういうことかといいますと、アルミニウムとカルシウムとマグネシウムは、元素としての性質が似ているということになります。つまり、アルミニウムが結合しやすいところは、マグネシウムやカルシウムも結合しやすいということになります。

 カルシウムやマグネシウムが体内に充分あれば、アルミニウムが少量入ってきても結合する場所がなく、自然と排泄されるようになるんです。これが、デトックスという考え方の基本です。

 アメリカでも、カルシウムとマグネシウムの血中濃度が高いヒトには、アルツハイマー病が少ないという実験結果が出ています。

 カルシウムとマグネシウムは摂取バランスが大切で、どちらが足りなくても排泄される量が多くなってしまいます。2:1の割合で摂れば、骨や精神、アルツハイマー病などに良いようです。

 先に紹介しましたカルシウムやマグネシウム以外にも、アルミニウムなどの有害金属を体外に排泄する働きのあるものがあります。


 たとえば、亜鉛と ビタミンB群の組合せや、lシステイン、食物繊維などがそれにあたります。

 体内に吸収してしまった有害ミネラルでも、ある程度は排泄が可能です。今からでも遅くはありませんので、ぜひお試しになってみてください。

 食事と一緒に摂取することで有害なミネラルの吸収を防ぐサプリメントは、アルツハイマー病予防だけでなく、健康管理の上でも有効です。


カルニチンの健脳効果

 カルニチンは、本来筋肉が使うことのできない脂肪を脂肪酸という形に換えて筋肉に運び、脂肪を燃焼させることから、ダイエットカロリーコントロール用として人気の高いサプリメントです。

 体内でカルニチンから作られるアセチル-L-カルニチンは、血液脳関門という脳に運ばれる血液が通るフィルターを簡単に通過することができます。

 このアセチル-L-カルニチンは、アセチルコリンという脳内伝達物質と非常に近い形をしており、アセチルコリンを生成する酵素を活性化し、産生を促すことで、アセチルグループの働きを助けます。

 認知症(痴呆)症の1つであるアルツハイマー病は、脳内のアセチルコリンの量が著しく低下することが知られています。

 このカルニチンを摂ることで、脳内のアセチルコリン濃度が増加することがわかっており、認知症(痴呆)防止のサプリメントとしても人気が高まっているのです。

 その他、脳内のアセチルコリン濃度を高めるものとしては、コリンや大豆レシチンなどがあります。

 脳を老化させる原因の1つとして、脳血管の老化による酸素供給の不足が挙げられています。

 酸素が不足することで脳細胞が酸欠を起し、死んでしまう場合も結構あるそうです。

 そういった事を防ぐため、脳血管にたくさんの血液と新鮮な酸素をたくさん供給してやる方法があります。

 今、アメリカの年輩の方達の間で、EPAとDHA(オメガ3)や大豆レシチンなどのサプリメントを摂ってから、軽い運動を行う方が増えてきているようです。

 DHAや大豆レシチン、コリンとイノシトールなどには血流を良くする働きがありますし、それに運動を行えば、非常に効率よく脳に血液と酸素を供給してくれます。

 軽めの運動とは、軽いウォーキングなどの運動を、だいたい1日30分ほど、週5日くらい行うのが良いとされています。

 いくら酸素を供給しても、死んだ脳細胞は回復することはありません。

年配者を風邪ウィルスなどによる多臓器不全から守る1

 年配者が亡くなられる多くの原因が、多臓器不全という症状であることは知られています。

 老衰というものの殆どは、この多臓器不全のことを言うわけですが、身体の弱ったお年寄りは、風邪やインフルエンザなどのちょっとした病気から、多臓器不全を起こして亡くなられる方も非常に多いのです。

 実は、風邪やインフルエンザによる多臓器不全からお年寄りを守ることは、結構簡単だったりするのです。

 まず、病原菌やウィルスなどによって多臓器不全が起きる原因が掴めていますので、それに対処してあげれば、お年寄りに不必要な苦しみを与えないで済むのです。

 人体がインフルエンザや風邪ウィルスと闘うとき、体内では抗体という免疫物質を作り出しています。

 この抗体は、ウィルスに取り付きウィルスを殺す役割をします。

 しかしウィルスの中には、インフルエンザなどのように、その時々でウィルスの形(抗原)が変わってしまい、以前に作られた抗体が役に立たない場合も多いので、そういった場合は、ウィルスを駆逐するために、抗体とは違った免疫機構が作動します。

 抗体の次なる免疫機構として、主に好中球という白血球が働きます。この好中球はウィルスを発見すると、ウィルスを自分自身の中に取り込み、大量の活性酸素を発生させて取り込んだウィルスを駆除します。

 最近の健康ブームによって、活性酸素についてはクローズアップされています。

 多くの場合、活性酸素は万病の元という知見を与えらています。

 しかし活性酸素は本来、侵入してきたウィルスなどの外敵と戦うための手段なのです。

 そして、活性酸素が健康を害するようになるのは、その活性酸素を無害化する機構がうまく働かずに、大量に発生した活性酸素を処理しきれなくなったときなのです。

 健康な成人の場合、好中球によって発生した活性酸素を無毒化する機構(SODと呼ばれる機構が有名ですね)が整っていますので、活性酸素の大量発生が起こっても、それほど重大な病気にはならないのです。

 お年寄りや体調を崩している成人の場合、この活性酸素を無毒化する機構が弱っているため、多臓器不全などの重大な症状を引き起こしかねないのです。


年配者を風邪ウィルスなどによる多臓器不全から守る2

 多臓器不全は命の危険も引き起こしますし、例え治ったとしても、体力を非常に落とすことにもなりかねません。

 通常、ヒトが抗体が効果のあるウィルスに感染した場合、その抗体がサイトカインという活性酸素攻撃の目印となる物質をウィルスに付着させます。好中球はそのサイトカイン目掛けて活性酸素攻撃をかけますので、ウィルスに侵されている部位のみが活性酸素の攻撃を受けます。

 しかし、インフルエンザなどの抗体が効かないウィルスに感染しますと、サイトカインをウィルスに付着させることができずに、全身にウィルス侵入の警報が鳴ります。

 すると、ウィルスに感染していない部位でも好中球が活性酸素を放出し、活性酸素に弱い部位(主に脳や肺などですが、お年寄りは内臓全般におよびます)は重大な被害を被ることになります。

 そこで、活性酸素の害を防ぐ機構が衰えているお年寄りが風邪やインフルエンザに罹った場合、充分な量の抗酸化サプリメントを摂る必要がでてきます。

 アメリカの家庭では、こういった活性酸素抑制効果のあるサプリメントが薬箱などに常備され、子供やお年寄りなどが風邪やインフルエンザに罹っても、すぐに摂れるようにしてあることが多いようです。

 ビタミンC(ビタミンP)は、最も基本的な抗酸化剤です。通常のビタミンCは水溶性のため、摂取してからの排泄速度が速く、体内濃度を一定に保つためには、3時間おきくらいに摂取する必要がありますが、ウィルス感染症などに罹患しているお年寄りには、こまめな摂取は非常に大変なことですので、体内に長く留めておくことのできるエスターCなどを上手に利用していただくと良いと思います。

 ビタミンCは、病中は1日に2000mg~5000mgくらいの摂取をおすすめします。

 ビタミンB群も同じく水溶性のため、体内濃度を一定に保つのが難しく、こまめな補給が必要なビタミンです。

 タイムリリースやサステインリリースと呼ばれる、ゆっくり溶け出す加工をした製品もありますので、そういったものを取り入れるのも一つの方法です。



       ビタミンEも基本的な抗酸化剤

 ビタミンEも摂取してからの排泄速度が速いため、体内濃度を一定に保つためには、6時間おきくらいに摂取する必要があります。

 ビタミンEは脂溶性の性質を持つビタミンといって油や脂質に溶ける性質があり、体内でも脂質の多い場所の抗酸化効果を高めます。

 内臓を構成する物質は脂質が多いので、ビタミンEを多く摂取することで、多臓器不全を防ぎます。

 ただし、ビタミンEはビタミンCと共に摂らなければ効果が半減しますので、ご注意ください。

 病中は1日に800IU~1600IUくらいの摂取をお勧めします。


年配者を風邪ウィルスなどによる多臓器不全から守る3

 コエンザイムQ10(CoQ10)は、ビタミンEと同じく脂溶性物質で、脳内で活性酸素の毒性を中和します。具体的には、脳に炎症を引き起こす活性酸素であるスーパーオキシドイオンを中和する働きを持っていますので、多臓器不全を防ぐサプリメントとしては最適です。

 コエンザイムQ10には、ウィルスや細菌を駆逐する抗体を増やす働きや、心臓を強化する働きが知られており、免疫機能の強化や体力の引き上げに繋がりますので、病中には非常に有効です。

 ケルセチンは、主にアレルギー性鼻炎の症状や、アレルギーを改善するハーブとして使われていますが、強い活性酸素の抑制効果を持っていて、抗酸化剤としても優秀です。

 ケルセチンはその他にも、しきい値を高めることでウィルスや細菌を駆逐する抗体を増やすことが知られており、免疫機能の強化に繋がりますので、病中には非常に有効です。

 今回は、強い抗酸化物質であるアントシアニンを含むサプリメントをご紹介します。

 ブドウ種子エキスは、いわゆる「赤ワイン効果」の正体です。ブドウの皮と種には非常に強い活性酸素を抑制する効果があることが知られています。その主な成分がアントシアニンという物質です。

 ビタミンC(ビタミンP)との相性が非常によく、高い活性酸素抑制効果のあるこの2種類の抗酸化剤を一緒に摂取することで、単体で摂るよりも高い効果を発揮することが知られています。

 ピクノジェノールの作用はビタミンC(ビタミンP)の20倍、ビタミンB群の50倍といわれていて、その効果の主な成分は、ブドウ種子と同じアントシアニンです。

 ピクノジェノールは40種以上の水溶性抗酸化物質を含み、人体生成酵素では除去不可能な凶悪な活性酸素ヒドロキシルラジカルを中和させる作用をもちます。

 赤ワインはブドウの皮と種子を一緒に発酵させて作りますので、アントシアニンと同様のアントシアニンを多く含みます。

 未成年の方はダメですが、適度な飲酒は健康管理にも役立ちますので、くれぐれも飲みすぎないよう気をつけながら、時折食生活にプラスしてみてはいかがでしょうか。

 抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は、5種類の主な活性酸素であるスーパーオキシドイオン、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素、過酸化脂質の生成の抑制と分解を行う抗酸化物質の集合体です。

 抗酸化物質は総合的に摂取することによって、その効果は倍増します。

 ワイル博士が提唱したレシピによるこのサプリメントは、アメリカでは最もメジャーな抗酸化サプリメントのひとつです。

 もし、お年寄りが罹っている病気の症状が重いと判断される場合、500~1000mgくらいのビタミンC(ビタミンP)を1時間置きに摂らせてください。体内にビタミンCを高濃度で一定に保つには、これ位の頻度で摂る必要があるといわれています。

 また、ベータカロチン(ビタミンA)や亜鉛、マンガンも、たくさん摂る事をお勧めします。

 できれば、病気に罹っていない普段から、お年寄りを活性酸素の害から守るために、ここでご紹介したような抗酸化サプリメントを摂らせてあげてください。そうすることで、緩慢に進行する多臓器不全や、体力の低下を防ぐことができます。

 普段から摂るべきものについては、基礎栄養素の充足も兼ねて、マルチビタミンなどが最適だと思います(当ショップ取り扱いのマルチビタミンは錠剤は大きいので、カッターなどの刃の薄いもので割って飲むと良いと思います)


アンチエイジングのために意識して摂りたいサプリメント
マルチビタミン



年配者を風邪ウィルスなどによる肺炎から守る

 お年寄りに特に多い、風邪やインフルエンザによる肺炎を防ぐ方法をご紹介いたします。

 多臓器不全自体を防ぐのが第一になりますが、肺を守るために特に効果のあるものがあるのです。

 肺の組織の中には、大量のビタミンAが存在しています。

 ビタミンAは脂溶性のビタミンといわれ、大量に摂ると過剰症を起こすことが知られています。

 このビタミンAの多くは、特に肺や肝臓などの内臓に多く蓄積され、内臓を活性酸素の害から守っているといわれています。

 しかし、ビタミンAを摂るときには、大量のビタミンAを長期摂取することは危険だといわれています。

 アメリカのFDAでは、ビタミンAとしては一日50000IU以内という目安を定めておりますが、様々な文献から、店長としては体重60kgの方で1日10000~25000IUまでというのが、最適な量なのではないかと思っています。

 危険の少ないビタミンAの摂取方法としては、カロチン類(ベータカロチン(ビタミンA)が有名ですが、様々なカロチンが存在し、総合的に摂れば協働してより高い効果を発揮します)の形で摂取し、体内で必要な量だけをビタミンAに換えるという方法があります。

 また、最近の研究では 肺にはビタミンAに換わらなかったベータカロチンが大量に存在し、やはり活性酸素の除去をしていることが解りました。

 活性酸素を除去・中和した後のカロチン類やビタミンAは、それ自体がラジカル化し、身体に悪影響を及ぼしますので、ビタミンCやビタミンEでラジカル化したカロチン類やビタミンAを元に戻してあげることも重要です。

 カロチン類やビタミンA、ビタミンC(ビタミンP)などを摂って、風邪やインフルエンザによる肺炎を防いでください。


カルシウム不足が認知症(痴呆)を招く

 カルシウム不足はブドウ糖や遊離脂肪酸をエネルギー(ATP:アデノシン3リン酸)に変換する働きを持つミトコンドリアという細胞内組織の活性を鈍らせることが、様々な実験で確認されています。

 脳は体を構成する器官としては特にエネルギー(ATP)を必要とする器官ですので、エネルギーを作り出すミトコンドリアを不活発にさせるカルシウム不足は、直接的に脳の活動に大きな影響を与えるといってよいでしょう。

 細胞を正しく働かせるためにはカルシウムの助けが必要です。それと同様に、脳の神経細胞の活動にもカルシウムが大きく関わってきます。

脳には記憶や思考を司る神経細胞が非常に多く存在しています。
この神経細胞は神経結束とも呼ばれるシナプスでできています。ヒトがものを記憶したり物事を考えたりするときには、様々な神経伝達物質がこの神経シナプス間を行き来します。

 この神経伝達物質を別の神経シナプスに飛ばす働きを担っているのが、カルシウムなのです。

 通常、脳神経細胞内に1個のカルシウムが取り込まれ、この1個のカルシウムがポンプを動かして神経伝達物質を放出させます。その時に使われたカルシウムは再び細胞外に放出され、別のカルシウムが脳神経細胞内に再び取り込まれ次の思考や記憶に使われます。

 脳はこれを繰り返して活動しており、そのカルシウムの取り込み・放出のサイクルは通常の細胞の場合の数100倍~数万倍といわれ、脳はカルシウム不足が非常に顕著に現れる器官でもあります。


活性酸素の問題点と抗酸化剤(抗酸化サプリメント)

 最近の研究では、老化と病気の原因の90%に活性酸素が関係しているとの報告があります。

 活性酸素には大まかに分けて5種類あります。

 スーパーオキシドイオン、ヒドロキシルラジカル、過酸化水素、一重項酸素、過酸化脂質です。
 体内に取り入れられた酸素のうち、約2%が活性酸素になります。これらの活性酸素の生成の抑制と分解を行うのが、抗酸化剤(抗酸化サプリメント)とよばれるものです。

 それぞれの活性酸素に効く抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は決まっていますので、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドなど、活性酸素の種類によってさまざまな抗酸化剤(抗酸化サプリメント)が使い分けられます。

 また、抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は、混合的に摂取することによってその効果は倍増します。

 抗酸化サプリメントには、摂りすぎると疲労感や筋力低下を起こすものがあります。その摂取量には個人差がありますので、少ない量からお試しください。


 抗酸化カクテルという抗酸化剤(抗酸化サプリメント)で活性酸素抑制

 今、最も注目されているのが、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、フラボノイドなどの抗酸化剤(抗酸化サプリメント)です。
抗酸化剤と呼ばれる栄養素は、活性酸素の種類によって使い分けられるため、かなりの種類が存在します。

 それらを使い分けるのは大変ですし、前項でもお話しましたように抗酸化剤は混合的に摂取することで効果が倍増しますので、ひとつの商品で すべての活性酸素を除去できる抗酸化剤(抗酸化サプリメント)は便利な存在といえるでしょう。

 ワイル博士の提唱するレシピに則ったこの抗酸化サプリメントは、多くのメーカーがパテントを購入して製品化しており、今でも高い人気を誇っています。

活性酸素の除去のために意識して摂りたい抗酸化サプリメント
ベータカロチン(ビタミンA)
ビタミンC(ビタミンP)
ビタミンE
コエンザイムQ10(CoQ10)
ケルセチン
αリポ酸(アルファリポ酸)
アントシアニン
イチョウ葉エキス
ピクノジェノール
��OD食品




男女共に老化に伴う更年期をどう乗り越えるか

アメリカでは老化の大きなターニングポイントが更年期だと認識している方が多いようです。お肌の老化防止を除いて、更年期が始まると全体的な老化防止対策を始める方が多いのです。

日本では更年期障害は中年以降の女性の問題として捉えられがちですが、更年期障害は老化に伴い男女の区別なく起こる問題です。
もちろん、性別が同じでも個人個人で程度の差はありますが、老化に伴うホルモン分泌の急激な変化によって起こされる老化現象であることは変わりありません。
日本では男性の更年期障害に関する認識が低いために、人知れず悩まれている方も多いのではないかと思います。アメリカでは更年期は老化現象の1つとして認識され、生活習慣やサプリメントの摂取によって軽減できるとの認識が強いようです。

老化に伴う更年期障害の問題は男性と女性では対処が違う部分もありますので、それらの問題は後の項目で詳述いたします。
男女で共通する部分では、両者ともにホルモンの分泌をスムーズに行うことで老化に伴う更年期障害の諸問題に高い改善が見られることが解っています。
逆に老化が進んでいてホルモンの分泌がスムーズにいかないと男女別の対処をしても効果が出難いという報告がありますので、以下に記すことはアメリカで研究されている更年期障害の克服に関する基礎的な老化防止方法と考えていただけるとよいと思います。

まず、老化の原因の1つと考えられるホルモンの原料の不足です。
多くのホルモンの原料となるガンマリノレン酸(γリノレン酸)やEPA(オメガ3)という脂肪酸の摂取をお奨めします。
老化で腸内環境が悪化することによってビオチン(ビタミンH)というビタミン様物質が不足し、体内において行われていたガンマリノレン酸(γリノレン酸)などの脂肪酸の変換がスムーズにいかなくなります。
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)はほとんど食事から摂れないのでビオチンが不足するとすぐにホルモンの原料が足りなくなります。また、EPA(オメガ3)は食事からも摂れるのですが、体内で使用される量の大部分は別の脂肪酸などから作り出されているのでビオチン不足によって足りなくなり老化が進みます。
ガンマリノレン酸とEPA(オメガ3)の摂取によって対症療法的にではありますがホルモンの原料が補給されますので老化防止効果が期待できます。是非お試しください。

またビオチン(ビタミンH)不足は腸内環境の悪化によって起こりますので老化防止のために、善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)の補給もホルモン分泌を正常化させるために必要です。
善玉菌は胃酸に弱いものが多いため、腸内改善を効果的に行うには、カプセル等を加工して善玉菌が腸まで生きて届いてくれるようにしてあるサプリメントや、アシドフィルス菌のように胃酸に強い善玉菌を摂取すると老化防止に良いと思います。
善玉菌摂取による腸内改善には半年~2年くらいかかりますので、ホルモン分泌を高めて老化防止を行うためには、その間はビオチン(ビタミンH)の摂取をお奨めします。

ホルモン分泌を高めて老化防止するお奨めのサプリメント
ガンマリノレン酸(γリノレン酸)と月見草オイル
ホルモン分泌で老化防止する時の基本的なサプリメント

EPAとDHA(オメガ3)
ホルモンの原料、老化防止や健康な脳や関節や皮膚にも必要な栄養素。

ビオチン(ビタミンH)
脂肪酸の変換を行う栄養素。お肌の老化防止にもお勧め。

アシドフィルス菌
世界が認める乳酸菌。腸内環境が老化防止の決め手。

善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)
アシドフィルス菌の10倍の菌数が老化防止をより効果的にする。


天然サプリメントと合成サプリメントの違い

 天然サプリメント合成サプリメントの違いはなんでしょう


 分かりやすく天然ビタミンC合成ビタミンCとの違いを例に挙げます。

 よく、ビタミンCは天然も合成も化学式上では全く同じで、呼び名もアスコルビン酸で一緒なのであまり違いがないと言われますがぜんぜん違うのです。

 確かに化学式は同じなのですが、両者は鏡に映したように化学式の向きが全く逆なのです。

 これを科学異性体といい化学式では同じなのですが、分子構造上性質がまったく違うのです。

 さらに天然ビタミンCは、まわりにさまざまなたんぱく質や糖類、脂質、微量のフラボノイドなどの成分が豊富に付着していますが、合成ビタミンCは100%単体(100%アスコルビン酸)で、それ以外は何も含んでいないのです。

 ほとんどの合成ビタミンCには、いかにも天然っぽく見せたいのか分からないですがレモンと同じ黄色に着色したり、香料をつけたりしています。

 そして、錠剤でしたら固めるために合成添加物の増粘剤、凝固剤を使用しています。

 このような合成添加物まみれのサプリメントを飲んで、本当に健康になれる気がするでしょうか?

 その上、合成ビタミンC天然ビタミンCと比べて吸収率が雲泥の差なので、いくらレモン○個分のビタミンCが含まれているからと言っても、体を素通りしていては効果は変りません。

 一方で天然ビタミンCは消化吸収のブロセスが全く違います。

 このように天然ビタミンCには微量栄養素が豊富に付着していますので、それらとともにゆっくりと吸収されます。

 長く体内に留まった分だけ、きっちりと役割を果たしてくれますので、摂取するのも適量で済むのです。

 以上わかるように天然と合成ではこれだけの違いがあるわけですが、もう一つ深入りすると天然ものを使用していても、こだわりのない企業は簡単に添加物を使ったりしていますし、値段も必要以上に上げて売っていますので注意深く見極めましょう。



天然サプリメント サメの軟骨

 サメの軟骨に豊富に含まれているコンドロイチンが、軟骨や滑液の弾力性及び、関節を滑らかサポートします

 私たちの身体の骨と骨の連結部である関節は、「軟骨」というやわらかい骨で裏打ちされ、軟骨と軟骨の隙間を「関節液」が満たし、なめらかな動きを生み出しています。

 この関節液は、関節に力が加わるたびに軟骨からしみ出ますが、この関節液を軟骨の中で大量に抱え込んでいるのが、コンドロイチン硫酸なのです。

 しかし、20代過ぎからは体内でコンドロイチン硫酸の合成される量が減り始め、年を重ねるごとに軟骨中のコンドロイチン硫酸は減少し、軟骨どうしが触れ合うようになります。

 その後次第にすり減り、やがて骨どうしがぶつかる事態となり、痛みが生じてきます。

 またサメの軟骨の中に毛細血管が入り込みサメの軟骨を変形させ最終的には軟骨を破壊し痛みを発生させることもあります。どちらの場合も変形性関節症となってしまいます。


  こうした症状の方に試していただきたいサプリメントです

   ・関節が変形してきた ・下り階段で膝が痛い
   ・関節の動きが悪く痛い ・骨粗しょう症
   ・肌が乾燥し、荒れる(乾燥肌) ・腎炎
   ・免疫力の低下 ・老眼や白内障及び飛蚊症
   ・その他、慢性の痛み ・子宮筋腫


 人間の身体のコンドロイチンは30代をすぎるころから減少し、骨や関節がじょじょに衰えはじめます。

 このコンドロイチンのかたまりと呼ばれるサメ軟骨を、サプリメントとして摂取できればより効率的に、そして定期的にコンドロイチンを補給することが実現します。

 さらに毛細血管が関節に入り込み破壊してしまう新生血管の調整作用もあるため、関節痛などにお悩みの方にも重宝されています。


   



寝つけないときの天然サプリメント

 寝つけないときに利く天然サプリメントがあります。

 不眠の最大の原因はストレスにありますが、ビタミンCパントテン酸カルシウム、マグネシウムは抗ストレス作用によってストレスを改善する働きがあります。

 不安や緊張が強いときには、これらの成分を十分に補給するようにしましょう。

 カルシウムにはイライラを解消する作用がありますが、平均的な日本人が唯一不足している成分といわれています。

 その原因の1つは腸からの吸収率があまり高くないことですが、牛乳のたんぱく質が分解して生じるカゼインホスホペプチド(CPP)は、カルシウムの小腸からの吸収を促進する働きがあります。


 CPPと同様に牛乳のたんぱく質が分解してつくられるβ-カゾモルフィンには、精神を安定させる鎮静作用があることがわかっています。

 赤ちゃんがお乳を飲んだあとにすやすやと眠るのは、母乳に含まれているβ-カゾモルフィンの働きによるものだといいます。

 さらに精神の安定や催眠、鎮痛作用のある神経伝達物質にセロトニンがあります。

 セロトニンは、ビタミンB6、マグネシウム、必須アミノ酸のトリプトファンの働きによってつくられます。


     寝つけないときの天然サプリメント

ビタミンB6  パントテン酸  ビタミンC  カルシウム  マグネシウム  トリプトファン  β-カゾモルフィン  カゼインホスホペプチド



ベジタリアンの栄養補給サプリメント

  菜食中心の食事で最も問題となるのが、ビタミンB-12コバルトの不足です。

 コバルトはビタミンB12を構成するミネラルのひとつですから、この場合問題はひとつで、要するにビタミンB12のサプリメントは、ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義者には必須アイテムということです。

 ビタミンB群の中でも、特にビタミンB12が不足すると、神経機能に異常をきたし、正常な生活を送るのが困難になります。

 また、貧血も通常は鉄欠乏性貧血が多いのですが、ビタミンB12が不足しても貧血にはなります。赤血球のヘモグロビンの合成がうまくいかなくなって赤血球が減ったり、異常な形の赤血球が出来たりする悪性貧血の原因になります。ご注意ください。

 ビタミンB-12の不足による異常はすぐに起きるわけではなく、何年というスパンで徐々に不足していきますので、なかなか症状を自覚できず、それが危険度を増す要因にもなっています。


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安全なサプリメント選びとは

 2002年7月に大手新聞の1面を賑わした中国製のダイエットサプリメントで副作用という記事をご記憶でしょうか?
 でも、あの主成分(フェンフェラミン)はアメリカでは1997年に既に製造が中止されていたのをご存知ですか。

 商品名をフェンフェンといって食欲抑制剤としては驚異的な効果を得られるということで、当時は他のダイエットサプリメントがぜんぜん売れなくなったくらいに効果を発揮したそうです。

 しかしアメリカ社会はサプリメントを摂られる方が人口の半分の約1億4000万人いるといわれていますので、市場規模が非常に大きく公共や民間のサプリメント監視団体が非常に多く、問題が発生する時は過去のデータをみてもかなり早い段階で発生しています。
通常は半年くらいでFDA(米国食品医薬品局)から製造中止の警告が発せられています。

 品質に問題があるサプリメントは3年以上も販売されていることはほとんどありませんし、3年以上販売されているということは、そのサプリメントにリピーターが多く付いているということですから性能の証明になると考えられます。(メーカーは売れ行きの悪いサプリメントはすぐに廃盤にしてしまいます。)
 そうすることでサプリメントの品質と安全性と性能に関しては問題が非常に少なくなります。

自社の製造工場を持っていること。
上質の原材料を使い上質の成分を均質に保証できる技術力を持つこと。
製品の安全性と衛生面を定期的にチェックし保証できること。

 このGMP(アメリカとヨーロッパが中心になって作ったサプリメントの品質と安全管理の監査機関)のチェックに合格できるメーカーは大手の一流メーカーであると言って良いと思います。

 合成や天然のサプリメントを製造する時に溶剤が使われます。

 溶剤とは様々な食品から成分を抽出する時に使われる物質で、そうした溶剤がサプリメントの中に残留していては健康被害を起こすこともあります。

 GMP基準の一流メーカーにおいて残留溶剤の問題を引き起こすような低レベルな技術力しか持たないメーカーはまず無いと言って良いでしょう。

 

加齢による疲労でも男性の健康に影響が出る

 アメリカでは加齢による疲労により男性の健康に多くの問題が起こっています。
疲労には慢性疲労症候群と呼ばれているものがあります。十分に寝ても休んでも疲れが取れないという方に多いのですが、アメリカではこういった症状の方にカルニチンというサプリメントが使われます。

 カルニチンはブドウ糖と脂肪を細胞が使うエネルギー(ATPといいます)に変換するために必要で、加齢とともに分泌が鈍ってきます。(若い方でも体質的に分泌が悪い方はいます)
エネルギーが作れなければ筋肉にも力が入らないため体が重く、疲労を感じます。こうした状態が続くと精力減退などの男性の問題が起こってきます。


 カルニチンは慢性疲労症候群のほぼ全員に効果を出した実験が多くあります。男性の健康で起こるトラブルもカルニチンで疲労回復することで改善している実験が多くありますので、精力減退や疲労回復で悩まれている方は、精力剤に頼るだけではなく、カルニチンなどのエネルギーの生産に関係するサプリメントも是非お試し下さい。

 カルニチンを摂取して効果を発揮した方は、エネルギー生産で協働しているコエンザイムQ10(CoQ10)とαリポ酸(アルファリポ酸)を併用すると、もっと効果的にエネルギー生産ができるようになり、体が軽く感じるだけでなく、ホルモン分泌の細胞を活性化させたり、肝臓の細胞を活性化させたり、お肌の細胞分裂を活発にさせたりというように全身に60兆個あるとされる細胞の活性化が可能です。

 カルニチンは加齢や運動不足によって分泌が減る内分泌系のアミノ酸で、一度分泌量が減ってしまうと回復させるのは難しいとされています。男性の健康に影響を与える栄養素ですので、精力減退や疲労回復がで悩まれている方は是非これらのサプリメントの併用をお奨めします。

 お疲れ気味の男性の健康に元気サプリメントを・・・・ カルニチンなんてどうでしょう? というCMが数年前のアメリカには流れていました。

 アメリカ人男性は社会や家庭の中で抑圧されていることが多く、精神的、肉体的に疲労を感じており、男性の健康に著しく影響を与えているという調査もあります。

 そのために疲労回復に関する栄養学も日本より進んでおり、栄養不足による疲労から、内分泌系酵素の不足によるエネルギー生産の低下による疲労、筋肉のアミノ酸不足による疲労などなど、様々な原因にあわせた男性の健康の解決方法が確立されています。

男性の健康にお奨めのサプリメント
カルニチン
最も人気と実力のある疲労回復サプリメント、エネルギー生産アップで男性にも健康を。。。

コエンザイムQ10(CoQ10)
カルニチンが効果を発揮した方は併用してみてください。

αリポ酸(アルファリポ酸)
ブドウ糖を上手に使える体質が疲労を回復させる。


ビタミンやミネラル不足が男性の健康に影響を与える

 最近の食品は昔ほどビタミンやミネラルが含まれていないものが多く、尚且つ、食事がアメリカナイズされてきて滋養のある食事を摂らなくなってきました。
そうしたことから栄養不足に陥った男性が健康問題で悩んでいる場合も多く、男性の健康のための栄養補給という研究が多くアメリカで行われています。
栄養不足になると男性は健康上では新陳代謝が不活発になったり、ブドウ糖や脂肪を代謝できない(カロリーに変換できない)方が増えやすいのです。

 例えばビタミンB群はブドウ糖や脂肪、タンパク質を代謝するために必要です。代謝とはその栄養分を体が使うという意味がありますので、ビタミンB群が不足するとブドウ糖と脂肪がエネルギーに変えにくくなります。この辺りは男性の健康の問題ばかりではなく女性にも共通する健康問題ですね。

 カリウムはナトリウムと一緒になって筋肉を収縮したり弛緩させたりする働きがあります。カリウムは野菜などに多く含まれますが不足すると筋肉の収縮が悪くなり夏バテのような感じになります。男性は筋肉量が多いのでカリウム不足でこうした健康問題が起こりやすいのです。
疲労回復で悩まれている方は栄養不足も疑ってみてください。


 男性の健康にお奨めのサプリメント
ビタミンB群サプリメント
ブドウ糖と脂肪をエネルギーに変えられないと疲労します。

カリウムサプリメント
筋肉の収縮を行うカリウムポンプを動かすために必須。男性の健康に大きく影響するミネラル。

マルチビタミン
基本のサプリ、栄養が十分に足りてこそ男性も健康を維持できる。

マルチミネラル
大きな錠剤が苦手な方にチョット大き目のカプセルタイプのマルチビタミン。


サプリメント選び 実用編

 日本のメーカーでいいのか?
 1994年にアメリカで栄養補助食品健康教育法(DSHEA)が成立し、食品の医薬品の中間的存在である、サプリメント(栄養補助食品)が明確に定義されています。(日本は医薬品と食品のみ)

 アメリカのサプリメントは症状を明示して効果をうたうことは出来ます。(明確に病名をあげて効果をうたうことは出来ません) 日本ではこの栄養補助食品という定義はありません。 食品か薬品かです。 ですから日本の物は説明がないため全く訳がわからず、アメリカ製の物は自分にあった物を選ぶことが出来ます。
 みなさんもためしに日本製のビタミン剤を見てください。 もし効能があるとすれば、それはサプリメントではなく薬品です。

 また、アメリカでは栄養補助食品健康教育法で効果の裏付けである科学的データの提出義務、検査法、情報提供など細かく義務付けられています。 競争が激しく淘汰されやすいと言うのもアメリカ製を選ぶ大きな要因です。

 もう一つ、日本のビタミン、ミネラルのサプリメントの多くは含有量が低すぎて、飲んでも無駄と言う物や、安価な合成栄養素を吸収について全く考えず単品で売っている物が多いです。
           (せいぜいなんか元気になった気がする、ってヤツ)
 添加物を買っていると思った方がいいそうです。そんなんすてちまえ!
 日本のメーカーはサプリメントをお菓子ぐらいにしか考えていないのではと言われています。



  こんな栄養補助食品は要注意
 現在日本は健康ブームで、「何々健康法」ってのをよく見かけます。 それは、スポーツであったり、健康器具であったり、中国から伝わった「なんとかかんとか術」とか・・・この健康産業の中で中心になっているのが「健康食品」です。 販売の仕方に関しては「訪問販売」をとっている物が多いのですが、現在の日本には健康に何らかの問題を抱えている人が非常に多いので、弱みにつけ込む巧みな話術で、劣悪な食品でも簡単に引っ掛かってしまいます。

 また、チラシをみて無料サンプル請求なんかしると、すぐに巧みなセールスマンがやってきて売りつけられますから、ご注意下さい。 そういった販売法で売っている物の多くは、「何々配合!」なんて書いてあっても、ほんの数パーセントであったりしますし、(かろうじて配合は、している)  売り方も「まとめて買えば、非常に安い物が多いです。 「漢方」とか「何々ハープエキス配合」「天然」「ナチュラル」なんて言葉には、みなさんすぐにだまされます。



  成分を明らかにしているか?
 サプリメントを購入する場合は、必ず栄養分の表示を確かめましょう。 まず表示自体がない物は絶対にダメです。 それに表示してあっても都合のいい物だけ表示してあってもダメ! 
愛用者本意で品質にこだわって製造しているメーカーは必ずそう言った資料が用意されているはずです。 
製品を明らかにした上で、自社の製品を選んでもらえる、と言う自信を持っているメーカーか? つまり企業の姿勢が解ります。



  天然由来の栄養素かをチェック
 同じような製品でも合成栄養素か、天然栄養素かが重要です。 

 合成で作られるビタミンやミネラルには他の自然が用意してくれる栄養素は全く入っていません。 これがないとビタミン自体が働かなかったりします。

  「ナチュラルでなければ栄養素は体内で仕事をしない、細胞にある受容体が合成物をはね除けるので、摂取したところで意味がない。これは自分自身を守る為の自己防御本能である。」というような事はワシントン大学のマイケル・マレー博士という栄養学の先生も言ってます。
 もとは食品からとるべきの物ですから考えてみれば当然といえます。 ただし「ナチュラル」と言う言葉でごまかしている製品もあります。 基本は合成品でない天然栄養素であることです。


 天然・合成栄養素の違い・特徴
・合成栄養素は一般に白っぽい、天然栄養素は白っぽくはあるが複雑な色をしている。(たとえば白米と玄米の違いくらいだそうです)
・合成栄養素にはあまりにおいがない。
・天然栄養素の錠剤は一般に大きい。合成は小さい。
・食後服用は一般に合成品が多い。 天然栄養素は食品に近いのでいつ飲んでも吸収されやすい。 などです。


  栄養素が組み合わされているのか
 栄養素は一般的に単独では吸収されにくく、またその栄養素が働く場合には、他の栄養素を必要とします。
 よくコンビニで売られている安価なサプリメントなどは栄養素を単品で販売していますが、そう言った物をとり続けている場合、その栄養素を消費する時に体に蓄積されている他の栄養素を消費します。 その状態が続いた場合どうなるでしょうか? 
 そうなんです。 逆に栄養素が欠乏してしまいます。
 
 ですからサプリメントを摂る場合、色んな栄養素が組み合わされた総合的な物を摂る様にした方が良いのです。 これは天然栄養素であるか?と言うことにもつながりますが、より自然な状態で摂ってあげれば、栄養素は効率よく働いてくれますよ。



  加工方法をチェックする
 栄養素は熱に弱いですから、熱を使って固めれば有効性は失われます。
 特に優秀な製品は酵素をふんだんに使っていますので、この酵素が死んでしまう40度以上の熱は使えません。 35度から37度という人間の体温に近い温度帯による低温処理方法を使っています。 お金も時間も手間もかかる製法です。 裏を返せば熱処理を使えば安い製品が出来ると言うことです。



  余分な物が入っていないか?チェック
 食品添加物・防腐剤・合成着色料・香料・大豆抽出物・とうもろこし・塩・砂糖といった栄養補助に必要ない成分は少ない方がいいです。 この不必要な成分が、かえって健康に害を及ぼす場合があるからです。
  錠剤を作る場合、栄養素だけでは固まりませんので、ぞうねん剤、乳化剤、といったものを混ぜ込んで錠剤の形を作ります。「ショ糖脂肪酸エステル」などが代表的な合成物ですが、粗悪品に至っては、高いお金を出してこのぞうねん剤を一生懸命食べているのと等しいのです。 7割、8割がぞうねん剤だという事もあるそうです。
 メーカーのPRで、「我が社は最低限のぞうねん剤しか使っていません」と書いてある物がありますが、その「最低限」という言葉もくせものです。 で「どれだけは言っているの?」と聞きたくなります。



  きちんと溶けるか?チェック  
 アメリカ製のサプリメントは、消化管に入って何分以内に溶けなければいけない、という崩壊基準という物があります。  日本では、この基準があるのは薬だけです。 きちっと溶けて吸収されなければ、どれだけビタミンが入っていても意味がありません。



ビタミン・ミネラル基礎知識

 ビタミンAとベータカロチン
 ビタミンAは摂り過ぎると、吐き気や食欲不振など の症状が出てきてしまいます。  ビタミンAは大きく下記の2種類あります。

・ひとつは、初めからビタミンAの形をした レチノールで過剰症を防ぐために特に妊婦さんや妊娠する可能性がある方は最大摂取量に注意する必要があります。

・ もうひとつは体内に入ってからAに変わるベータカロチン等で、サプリメントとしてはこちらで摂り、必要な分だけ体内でビタミンAに変換されます。こちらは最大摂取量を気にする必要はありません。妊婦さんも安心です。

役 割
・ 目の健康に役立つ。 不足すると光がまぶしく感じたり、涙が出にくくなる。
・ 皮脂の分泌を促して、皮膚に潤いを与える。
・ 免疫機能を助ける。呼吸器系の抵抗力を付ける。


 ビタミンB群
 ビタミンの中でも最初に発見されたのがビタミンB1です。
これが不足した場合の有名な病気に脚気がありますね。
ビタミンBにも色々な種類があります。B1、B2、B6、B12など

��1 糖質を分解しエネルギーに変える役目や筋肉神経の働きの監視役、胃の養分の消化吸収作用を高めたりします。
��2 皮膚、爪、髪の毛の健康を維持する。免疫力の維持したり、ホルモン調節、養分の代謝を活発にします
��6 自然な利尿作用促進。皮膚を丈夫にします。 
��12 他のビタミンの働きを助けます。 足らないと貧血になったりする。
葉酸 皮膚の健康、貧血防止、腸内環境の整えます。鎮痛作用有り。


  ビタミンC
 超有名ですね。 水溶性ビタミンで、摂り過ぎても水分とともに体外に排出されます。 (おしっこが黄色いのはこのせいか?) 美肌効果があり美容には欠かせません。 たばこを吸ったり、ストレスが多い人はたくさん必要です。

役 割
 ・免疫力を強め、ウィルスの活動を弱める(風邪の予防)
 ・メラニンの生成の抑制、コラーゲンの生成(美肌効果)
 ・各細胞の寿命を延ばし、アレルギーに対抗する。
 ・ガンの予防
  うーん、いい子ですね。足らないと壊血病になる事もあります。


  ビタミンE
本来は植物油の中に多く入っているのですが、現在では精製過程の段階でほとんどなくなってしまっているようです。 脂溶性ビタミンですが、他の脂溶性ビタミンと違って、体内に比較的短い時間し か貯えられません。 活性酸素を抑える「抗酸化作用」があるため、ガン予防や老化防止に効果があります。 血行をよくする作用もあります。 健康補助食品としては天然ビタミンしか配合出来ない物で、精製ビタミンEは酸化防止剤としてのみ食品に添加されます。

役 割
・抗酸化作用。 老化を進めたり病気になりやすくなる活性酸素を分解したり、細胞膜に被害がないように守る。
・細胞の再生を助け、老化を防ぐ。
・体内の酸素の利用効率を高め、疲れにくくする。
・毛細血管の血行をよくする。


  ビタミンDとビタミンK
 どちらも一般的に充分摂れている物で、サプリメントとしては摂る必要はありません。 また、脂溶性ビタミンなので摂りすぎると有害になります。


  ミネラル  
ミネラルは、栄養素として生理作用に必要な微量元素のことで、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、、セレニウム、クロム、ナトリウム、カリウム、コバルト、硫黄などです。

役 割
カルシウム 
  ・リンと骨・歯を形成し、維持する。
  ・心臓の規則的な鼓動を保つ。
  ・筋肉の収縮調整。
  ・ミネラルの代謝を助ける。
  ・血液の浸透圧と酸、アルカリのバランスの調整。
  ・不眠症を和らげる。
     
マグネシウム  ・骨細胞を正常に代謝する。
  ・ビタミンB群、E、Cの利用を助ける。
  ・カルシウム、リン、ナトリウム、カリウムの吸収と代謝を助ける。
  ・細胞の正常な発育を助け、ガンを防ぐ。
  ・血液中の糖がエネルギーに転換されるのに重要。
  ・ストレスへの抵抗力を高める。

  ・ヘモグロビンの構成成分として細胞に酸素を送り、二酸化炭素を運ぶ。
  ・カロチンをビタミンAに変える。
  ・免疫機能に関係し、病気、ストレスへの抵抗力を高める。
  ・疲労を防ぐ。
  ・鉄欠乏性貧血を予防・治癒する。
  ・皮膚の血色をよくする。




男性の健康の問題で最大の問題である精力減退は前立腺肥大が原因

 男性の健康と言って最初に浮かぶのは、精力増強の問題ではないでしょうか?男性なら誰しもが経験をする大きな健康上の問題です。
この男性の健康に大きな影響を及ぼす精力減退は前立腺肥大が原因と言われています。

 前立腺にはリダクターゼという酵素が含まれ、男性ホルモンのバランスが悪くなると、ジヒドロステロンというホルモンを作り出し男性の健康に悪影響を与えます。
このホルモンは、前立腺の外腺を萎縮させ、内腺を肥大させます、これが前立腺肥大の起こる原因です。
 ノコギリヤシというハーブには、酵素リダクターゼの生成や作用を抑制することで、前立腺肥大に対して効果が期待されています。

 アメリカでは前立腺肥大を改善し精力増強を助けるためにノコギリヤシを中心にした男性用の精力剤が人気を得ています。
男性の場合は前立腺肥大が精力の減退に大きな影響を及ぼすと前述していますが、ノコギリヤシを摂ることで前立腺肥大の原因であるジヒドロステロンという男性ホルモンの分泌を抑えられ、前立腺肥大を改善できる可能性が高いのです。
 アメリカでは男性が健康を得るためのハーブとしてノコギリヤシに人気が集中していると言って良でしょう。比較的年配の男性が精力増強を考えるならノコギリヤシがお奨めです。

 男性の健康にお奨めのサプリメント
精力剤
精力増強にノコギリヤシなど12種類の精力剤。男性の健康では重要なサプリメント。

 ノコギリヤシ
男性の健康の最大の敵・前立腺肥大の予防と改善に人気のハーブ


健康食品における強壮と強精の表示の違い

 サプリメントの表示でよく使われる精力剤と強壮剤などは、意外と曖昧な認識しか持っていない方が多いのではないでしょうか?

 例えば、風邪をひいた時には強壮です。

 強壮サプリメントとは、精力増強やタンパク質の合成能力を高め、免疫抗体などを作りやすくしてくれるサプリメントです。

 朝鮮人参(高麗人参)、エゾウコギ(シベリア人参)、ビタミンB群と特にパントテン酸(ロイヤルゼリー)、亜鉛、良質の必須アミノ酸、ビタミン・ミネラル全体などが挙げられます。

 タンパク質の合成能力を上げれば、自然と精力剤としての効果にもつながるわけです。

 では、その強壮剤や精力剤とはいかなるものでしょうか?

 簡単にいってしまうと、強壮のなかでも、精子を作る能力をアップさせるものに特化したもの、精力増強などを言います。

 ヨヒンベ、ダミアナ、スッポン、トナカイの角などが有名です。

 このほか朝鮮人参(高麗人参)やエゾウコギ(シベリア人参)なども入れて差し支えないと思います。

 そのあたりのサプリメントを選ばれる時は、精力増強目的の場合は精力剤を、滋養目的の場合は強壮剤と、うまく選り分けて使うのが、より効果的に元気になる方法だと思います。


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栄養不足と男性の健康(精力減退)の関係

 新陳代謝が活発な前立腺には亜鉛が多く存在します。

 この亜鉛が不足しますと、前立腺の活動が不活発になり、精力の減退を引き起こすといわれていま
す。

 亜鉛はDNAがコピーされる時に必須の栄養素で亜鉛が不足することで精巣での細胞分裂が抑制されてしまい、精力減退に繋がるといわれています。男性の健康と亜鉛は切り離すことができないと言われ、亜鉛は男性のミネラルとも呼ばれています。

 成長ホルモンが不足しても精巣での細胞分裂は鈍くなり精力減退に繋がりますので、成長ホルモンの原料となるアルギニンやオルニチンなどのアミノ酸の摂取が精力増強にお奨めです。

 特にアルギニンは精巣での精子の生産を活性化するので不妊治療などでも使用されることがあります。現代の先進国では男性の健康の問題で、男性が原因の不妊ということだいぶ問題視されていますので、お奨めです。

 精巣はアミノ酸の組み立て工場とも呼ばれていて大量のタンパク質を作っています、タンパク質代謝を活発にするビタミンB群は精巣でのアミノ酸からのタンパク質合成を活発にしますので精力の維持にお奨めです。

 朝鮮人参(高麗人参)は細胞内でアミノ酸をタンパク質に組み立てるリボソームという組織の活動を活発にさせるため、精巣での精子の生産を活性化させる効果が期待されています。
これらの栄養素を補給して精力増強や男性の健康に役立ててください。


男性の健康にお奨めのサプリメント

亜鉛サプリメント
男性の健康の代名詞とも言われるミネラル。精力増強に。

ビタミンB群サプリメント
精巣でのタンパク質合成を高め精力増強。

朝鮮人参(高麗人参)
細胞内でのタンパク質組み立てを活発にさせる。男性の健康だけでなく女性にもお奨め。

アミノ酸ダイエット
成長ホルモンの材料となるアミノ酸を含み新陳代謝アップ。


ベジタリアンの栄養補給サプリメントについて1

 菜食中心の食事で最も問題となるのが、ビタミンB-12コバルトの不足です。

 コバルトはビタミンB12を構成するミネラルのひとつですから、この場合問題はひとつで、要するにビタミンB12のサプリメントは、ベジタリアンやビーガンと呼ばれる菜食主義者には必須アイテムということです。

 ビタミンB群の中でも、特にビタミンB12が不足すると、神経機能に異常をきたし、正常な生活を送るのが困難になります。

 また、貧血も通常は鉄欠乏性貧血が多いのですが、ビタミンB12が不足しても貧血にはなります。赤血球のヘモグロビンの合成がうまくいかなくなって赤血球が減ったり、異常な形の赤血球が出来たりする悪性貧血の原因になります。ご注意ください。

 ビタミンB-12の不足による異常はすぐに起きるわけではなく、何年というスパンで徐々に不足していきますので、なかなか症状を自覚できず、それが危険度を増す要因にもなっています。


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