今、アメリカでは自然志向のユーザー達が、精力増強に漢方とアーユルベーダ(インド伝統医学)を注目しています。
アメリカでのサプリメント志向は根強く、全人口の50%にもあたる1億2000万人が何かしらのサプリを摂っているそうです。
天然モノと合成モノで効力に違いのあるものは、ベータカロチン(ビタミンA)とビタミンEとビタミンC(ビタミンP)だけだと言われています。
これ以外のサプリメントの場合、価格的パフォーマンスだけで考えても問題ないと思います。
多くのユーザーは、価格的なパフォーマンスで合成モノのビタミンを摂っているようですが、自然・天然モノ志向の方達が支持するものに、漢方でよく使われる朝鮮人参(高麗人参)が精力増強で人気あります。
朝鮮人参(高麗人参)の薬効は大変多く、主に精力増強、免疫力UP、体力強化で使われることが多いようです。
天然モノは生育環境に左右されやすく、有効成分の含有量が一定していないので、アメリカ製のサプリメントのように、有効成分の含有量を保証しているものを、サプリメントとしてお摂りになることをお奨めします。
朝鮮人参(高麗人参)の有効成分は知られているだけでもかなりありますし、まだ未解明な部分も多く残しています。
しかしながら、精力増強ではその使用には数千年の歴史がありますし、奥の深い漢方薬ですね。
有効成分として知られている中で、最も有効とされるものにジンセノサイドがあります。
ジンセノサイドにはたんぱく質を合成するリボソーム(細胞の構成要素)を活性化する働きがあります。
リボソームがうまく働けば、精巣のようなタンパク質を大量に合成する器官は元気になってきます。
つまり、精力増強の効果が期待できるというわけです。
リボソームについても少し詳しくご説明します。
食事よりとられた肉や魚などのタンパク質はアミノ酸に分解され、それぞれ必要な場所に必要なだけ血液によって運ばれます。
そして、細胞内に取り込まれてから、リボソームによってタンパク質に組み立てられます。
リボソームがうまく働かなければ、いくら肉や魚を食べてもタンパク質は作られませんから精力減退やインポテンツ、貧血や虚弱体質などの症状が出てきます。
昔の人はジンセノサイドという成分は知りませんでしたが、その効果については熟知していて、さまざまな治療に使われてきました。
朝鮮人参(高麗人参)は、それだけ実績のある漢方薬であるわけですから、是非、精力増強にお役立て下さい。