アンチエイジング(老化防止)サプリメント  老化の問題点

 遥か昔からヒトは老化現象をコントロールしようとさまざまなことを試みてきました。

 今でも世界各国では、アンチエイジングという考え方に基づき、盛んに実験が繰り返され、少しでも加齢を遅らせようとさまざまな研究が行なわれています。

 そして、その弛まぬ研究の成果が、少しずつではありますが実を結び始めています。

 加齢を避けることは不可能ですが、今では食事の改善やサプリメントによる栄養の補給、適度な運動などによって、老化の進行を遅らせることができるようになってきました。

 また、老化に伴うさまざまな病気も、予防の研究が行われています。

 キトサンは甲殻類からとれる動物性食物繊維です。キトサンは腸内の善玉菌(乳酸菌 腸内細菌)を活性化させ増殖を助け、血中の悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす効果が期待されています。

 肩こりや不眠症、アレルギー性鼻炎、アレルギー性疾患、抜け毛、白内障、更年期障害、腰痛、神経痛、痛風、高脂血症、高血圧、糖尿病、肝臓病など、さまざまな症状の改善に効果が期待されています。

 これは、キトサンが体の自然治癒力を改善してくれるためで、免疫機能を高めて病気に罹りにくい体を作る助けとなる効果が期待されています。


 ペクチンは植物性の食物繊維で、シリカ(ケイ素)を多く含みます。

 シリカ(ケイ素)はコラーゲンを束ねて結合組織を強化します。

 シリカ(ケイ素)が不足すると、爪が割れやすくなる、髪が抜けやすくなる、皮膚がたるむ、腱や血管が弱くなるなど、健康や美容の上で様々な問題が起こります。

 高齢者の骨が弱くなるのは、ケイ素の不足と関係があると指摘する報告もあります。

 動脈硬化の進行した人の動脈には、健康な人の1/14しかケイ素が含まれていないとの報告もあります。

 DHAは健脳食とも呼ばれ、脳や神経組織に多く存在し、それらの発育や機能維持に重要な役割を果たしています。

 コレステロールや中性脂肪を減らし、脳卒中や認知症(痴呆)、虚血性心臓疾患、高血圧、動脈硬化、大腸炎、高脂血症、皮膚炎の予防と改善など、様々な効果が期待されています。

 EPAはオメガ3系の多価不飽和脂肪酸でIPAとも呼ばれています。血液をサラサラにして血管を拡張する働きにより、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中、高血圧を予防する効果が期待されています。

 また、慢性関節炎などの炎症性疾患の症状改善にも効果があることが知られています。