複数のサプリメントを摂る場合は、摂取する成分の働きが重複したり、サプリメント同士の組み合わせが悪く栄養素が作用しないなどの問題が生じることがたまにあります。
サプリメント同士、何を組み合わせてはいけないかは、サプリメントを3つに分類すると分かりやすいです。
まず動植物に由来し、本来は食品として利用される原料から有効成分を取り出したサプリメント、2つ目は香辛料として使われてきた成分に由来するサプリメント、3つ目は、日常の食生活では摂取することのない薬草やハーブ類から作られたサプリメントです。
ブルーベリーや大豆イソフラボン、クランベリーなどの食品から作られるサプリメントは、その食品にアレルギーのある場合を除いて、基本的に組み合わせのルールはありません。
カプサイシンやウコンなどの香辛料由来のサプリメントも同様。
注意が必要なのが薬草、ハーブ類のサプリメントを他のサプリメントと併用する場合です。たとえば女性ホルモンの作用のあるチェストツリーと、同作用のあるプエラリア・ミリフィカを組み合わせると働きが大きくなりすぎることも考えられます。
サプリメントの組み合わせに迷ったときは、原料がハーブ類か、食品または香辛料かが判断ポイントとなることを覚えておきましょう。